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『あまちゃん』“続編案”、現時点では「ない」 CPがヒットの理由分析

 女優・能年玲奈がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説『あまちゃん』(月〜土 前8:00 総合ほか)の撮影が1日、東京・渋谷の同局で終了した。ヒロイン・天野アキを演じる能年は、昨年10月から長きにわたる撮影をやりとげた達成感に浸るどころか、「いま待ち望んでいるのが『あまちゃん2』へのクランクイン。それしか考えられない」とまだまだやる気満々で、同番組の訓覇圭チーフプロデューサー(CP)は「若いって恐ろしい」とタジタジだった。

『あまちゃん』ついにクランクアップ…! 撮影終了に笑顔をみせるヒロイン・能年玲奈 (C)ORICON NewS inc.

『あまちゃん』ついにクランクアップ…! 撮影終了に笑顔をみせるヒロイン・能年玲奈 (C)ORICON NewS inc.

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 訓覇CPは「(撮影は終わったが)あす以降も編集作業はあるし、何も終わっていないので、続編のことなんて頭の片隅にもなかった。びっくりしています」と、能年からのアプローチに苦笑い。朝ドラの続編、スペシャル版、スピンオフ作品は、『私の青空』(2000年前期)、『ちゅらさん』(2001年前期)、『どんど晴れ』(2007年前期)、『梅ちゃん先生』(2012年前期)、『純と愛』(2012年後期)などでもあるが、現時点で『あまちゃん』の“続編”企画は「ない」と否定しつつも、その笑顔はまんざらでもない様子だった。

 4月1日に初回視聴率20.1%(関東地区)でスタートし、7月31日までの期間平均20.0%(関東地区)と高視聴率を獲得するヒットも「予想外」と謙遜する訓覇CPは「宮藤官九郎さんの脚本と、能年さんをはじめ出演者のマッチングがよかった。15分という尺に通常の2、3倍の内容を詰め込んだ密度の高い展開、音楽劇のような要素もあって、それはすごく新鮮だった」と分析した(視聴率はビデオリサーチ調べ)。

 能年に対しても「すべての面で思っていた以上。お芝居も、メンタルもすごく強いし、一回も倒れていないし。想像をはるかに超えることをやってくれた。共演者も彼女の魅力に引っ張られた」と絶賛。オーディションで選んだ原石が、共演者やスタッフに、何より視聴者に愛され、番組から生まれた楽曲もヒットする「作品が独り歩きしている」現状を「いろんなことが奇跡」と感慨深げに話していた。

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