人気アイドルグループ・Berryz工房のももちこと嗣永桃子が12日、東京・渋谷のNHKで4月6日スタートの『マサカメTV』（毎週土曜　後6：10）取材会に出席した。第1回ゲストで出演する嗣永は「アイドル戦国時代と言われているなかで、AKB48さんやももいろクローバーZさんに負けないように頑張りたい」と、レギュラー獲得に向けて猛烈にアピールした。

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　同番組は、「まさか！の目のつけどころ」を「マサカメ」と呼び、話題のニュース、流行りモノ、注目のスポットなどからピックアップしたテーマに関して、さまざまな視点・角度から紹介する情報バラエティー。毎回、テーマに関連する何らかの道に秀でた“達人”が登場し、常識を覆すような「マサカメ」を提示していく。

　嗣永は2月23日に放送された第2回パイロット版に続く2度目の出演。最初のあいさつから「ももちはかわいさの達人なので、達人同士、“おとももち”の関係になれたらいいな」とキャラ全開。「レギュラーを目指して頑張りたいと思います。オードリーさん、よろしくニャー」とお決まりの猫の手ポーズ。同じく第1回ゲストで出演した博物学者の荒俣宏氏は「僕にはそんな真似できないニャー」と返したが、司会のオードリーはタジタジで、苦笑いを浮かべていた。

　さらに、嗣永はBerryz工房としてタイでライブを行った時のエピソードを披露し、「日本では若干すべり気味なところがあるんですが、タイではももち大人気で、マサカと思いました。日本で『よろしくニャー』とやってもシーンとなったり、ブーイングが起きたりするんですが、タイではキャー、ワー、ワーと大人気で。タイには向いているのかな」と、タイの人々の“目のつけどころ”を絶賛していた。

　オードリーにとっては、同番組がNHK初司会。昨年10月と今年2月の2回のパイロット版放送を経て、レギュラー化が決定した。若林正恭は「うれしいと共に責任も感じております。NHKでは若手時代には『オンエアバトル』という（ネタ見せ）番組ではあんまり活躍できず、7連敗という記録も作っておりますので、この番組は頑張っていきたい」と意欲を語った。

　春日俊彰は「バラエティーだと思っていません。しっかりと情報と少しの笑いで世の中のことを伝えていきたい。ゆくゆくは『ニュース7』の司会をやりたい」と意気込むと、番組担当の鹿島綾乃アナウンサーに「『ニュース7』は絶対無理だと思います」と突っ込まれ、「やっぱり、ダメかぁ〜」とリアクションがあったことを喜んでいた。

　第1回放送には、タレントの吉木りさ、お笑いコンビ・北陽の虻川美穂子もゲスト出演する。