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RAG FAIR、1年8ヶ月ぶりに再始動! 東北で復興支援ライブ

 昨年4月より活動を休止していた6人組アカペラグループ・RAG FAIRが1日、岩手・陸前高田でフリーライブを開催し、1年8ヶ月ぶりに再始動した。2日には宮城・牡鹿半島鮎川と石巻で、3日にはリーダー・引地洋輔の故郷でもある福島で出身校・福島高校の合唱部とセッションしてフリーライブを実施する。

岩手・陸前高田で1年8ヶ月ぶりに再始動したRAG FAIR

岩手・陸前高田で1年8ヶ月ぶりに再始動したRAG FAIR

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 2001年にアカペラブームをけん引する存在として注目を集め、2002年には紅白歌合戦初出場も決めたRAG FAIRが、被災地で再集結した。

 復活の地に選んだのは、陸前高田。昨年4月の活動休止以降、復興のためにボランティア活動を続けてきたヴォーカルパーカッション担当のおっくんこと奥村政佳が、震災後すぐの4月1日にボランティアで入った町で、「思い入れのある町」だった。

 おっくんは今年2月に左特発性顔面神経麻痺を発症するも、2ヶ月の療養を経て復活し、石巻、牡鹿半島で復興支援を継続。他のメンバーも精力的に活動を展開していくなか、「再集結をするなら、東北から」という想いが各々にふくらんでいった。

 RAG FAIRは、東北の新聞社、岩手日報社、河北新報社、福島民報社が発足した「スマイルとうほくプロジェクト」をきっかけに再び6人が集結。同プロジェクトの応援団として、岩手の陸前高田未来商店街の特設ステージに参加し、30分のステージで絶妙なハーモニーを響かせた。

 寒空のなかにも関わらず、地元の人々が約300人集結し、おっくんは「寒いなか集まって下さった皆さんの笑顔とパワーに、僕たちも逆に元気をもらいました」と感謝。「暦の上では、きょうから被災地は2度目の冬を迎えますが、このプロジェクトで生まれた笑顔一つひとつが小さな太陽になって“復興”という花を咲かせるエネルギーになることを願っています」と思いを込め、今後も復興に向けた活動を誓った。

 本格的復活を遂げたRAG FAIRは今後も精力的に活動を展開。12月17日に東京、24日に大阪で恒例のクリスマスディナーショーを開催し、29・30日には東京・ル テアトル銀座でワンマンライブも行う。

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  • 岩手・陸前高田で行ったフリーライブの様子
  • 1年8ヶ月ぶりに再始動したRAG FAIR
  • 岩手・陸前高田でフリーライブを行ったRAG FAIR
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