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テレンス・リー、金子さんと無念のお別れ「16日に会う約束してた」

 今月2日に肺カルチノイドのため41歳の若さで亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんの告別式が5日、東京・港区の心光院で営まれ、約200人が参列した。テレビ番組で共演していた軍事評論家のテレンス・リーは、金子さんと3年にわたり親しい付き合いをしており、周囲に隠していた病気を知る数少ない一人でもあった。「16日にも会う約束をしていて、亡くなる3日前までメールのやりとりをしていました」と無念さをにじませた。

告別式に参列したテレンス・リー (C)ORICON DD inc.

告別式に参列したテレンス・リー (C)ORICON DD inc.

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 テレンスは出棺の際に涙声で「金子ちゃん、ありがとうー!」と咆哮。「一生懸命尽くした人。人の幸せが自分の幸せだったのかも。私を兄みたいに慕ってくれました」と振り返った。プライベートではミュージシャンのパラダイス山元、ラジオDJのケイ・グラントと4人で親交を深め、最後に会ったのは9月8日で本人から「僕はあと2週間くらいしか生きられないから、うちに来てくれませんか」と連絡があり、自宅を訪れたという。

 サンドウィッチマンは金子さんとラジオで共演。伊達みきおは「1回仕事をするたびにお礼状をくれるような方でした」とポツリ。生前、金子さんが病名を周囲に隠し、自ら葬儀、お墓の準備を進めていたことから「全部自分で決めて、準備して。天国で笑っているような気がします。普通できないですよね。すごい人だったんだなぁと思います。まさか病気だったなんて」と悔しさをにじませた。

 富澤たけしも「DVDや本が出たら『サインしてください』って持ってきてくれた」と思い出を語り、「『家を買うときは言ってください、値切りますので』って言ってくれてたんですけど、ちょっと誰に頼めばいいか分からなくなりました」と力なく語った。最後のお別れでは「ちょっと早いですよね。ゆっくり安らかに眠って、向こうでまた何かあったらよろしくお願いします」と伝えたという。

 告別式では妻の稚子さんが「東京タワーを見たときにはどうか、金子のことを思い出してください」と語ったほか、父・吉雄さんもあいさつ。棺には金子さんと稚子さんが一緒に写った写真や好物だったというメロンパンのほか、親族が思い思いの品を入れた。そのほかにフジテレビの加藤綾子アナウンサー、印象評論家で「モテ術」の講師としても人気の重田みゆきらが参列した。

関連写真

  • 告別式に参列したテレンス・リー (C)ORICON DD inc.
  • サンドウィッチマン (C)ORICON DD inc.
  • 流通ジャーナリストの金子哲雄さんの告別式・出棺の様子 (C)ORICON DD inc.
  • 流通ジャーナリストの金子哲雄さんの告別式に参列したフジテレビ・加藤綾子アナウンサー (C)ORICON DD inc.

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