興行通信社が24日発表した映画の全国動員ランキングで、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が動員250万人、興収35億円でV3を達成した。前週1位〜4位までの作品に変動がなく人気作が強さを見せつけるなか、5位にテレビシリーズが映画化されたアニメ『劇場版 TIGER ＆ BUNNY −The Beginning−』が初登場。全国70館での小規模公開ながら大健闘となった。

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　2011年に放送され、個性的なキャラクターとストーリー展開がアニメファンをうならせたTVアニメ『TIGER ＆ BUNNY』の劇場版第1弾。「ネクスト」と呼ばれる特殊能力者たちが、スポンサーロゴを背負って街の平和を守るという、異色のスーパーヒーローたちの活躍を描いている。

　初日にはワールドプレミアが開催され、本編上映に加え、8人のヒーローたちによるヒーローソングライブ、キャストトークなど3部構成で実施され、大盛況。土日成績は動員4万9073人、興収7384万2900円、さらに同イベントは全国113館でライブビューイング上映され、こちらは動員2万4340人、興収4381万2000円。累計7万3413人、興収1億1765万4900円をあげた。すでに来年の劇場版第2弾の製作も決定しており、息の長い作品となりそうだ。