落語家・初代林家三平さん(享年54)の三十三回忌法要が20日、都内ホテルで営まれ、長男の九代林家正蔵、次男の二代林家三平らがあいさつした。三平は「今でも父は大きい。昭和の怪物でしたから。その背中に一歩でも近づけるように頑張りたい」と語り、正蔵は「落語を精進して芸道に励んでいきます」と気を引きしめた。
初代三平さんの法要には落語界、芸能界から関係者含めて約850人が参列。正蔵は「にぎやかだったところが好きだった父なので、天国で喜んでると思う」と深々とお辞儀をして感謝。父の遺影を背に「きょうは父の姿がもっと大きく見えた。とても乗り越えることができないかもしれません。ですが、一歩でも近づけるように精進していきます」と誓った。
2009年3月に二代目を襲名した三平は「まだまだ父は生きていると思った。語り継がれる存在ですね」と感慨深げ。「初代林家三平とかけまして、今のこの衣装と解く。その心は、センスを持って墓場(袴)まで行きました」というなぞかけも披露し「姉の泰葉も元気になって、和気あいあいの海老名家があるよって伝えたいですね」と父の生前の写真に語りかけていた。
会場には桂歌丸、三遊亭圓歌、鈴々舎馬風、三遊亭金馬、橘家圓蔵、林家木久扇、三遊亭小遊三、天野祐吉、ケーシー高峰、露木茂、デヴィ・スカルノ、徳光和夫、中尾彬、平尾昌晃、朝丘雪路、山口達也(TOKIO)、山田洋次らが参列。初代三平さんとの思い出話に、会場は笑いに包まれた。
初代三平さんが好きだった詩と歌も紹介され、司会を務めたみのもんたがサトウハチロー氏の詩を朗読し、歌手・由紀さおりは「小さい秋見つけた」「夜明けのスキャット」を歌唱。次女で歌手の泰葉は、父に贈る歌として「ピアノ・ダディ」を歌った。あす21日から30日まで、東京・浅草演芸ホールにて「初代林家三平三十三回忌追善興行」が行われる。
初代三平さんの法要には落語界、芸能界から関係者含めて約850人が参列。正蔵は「にぎやかだったところが好きだった父なので、天国で喜んでると思う」と深々とお辞儀をして感謝。父の遺影を背に「きょうは父の姿がもっと大きく見えた。とても乗り越えることができないかもしれません。ですが、一歩でも近づけるように精進していきます」と誓った。
2009年3月に二代目を襲名した三平は「まだまだ父は生きていると思った。語り継がれる存在ですね」と感慨深げ。「初代林家三平とかけまして、今のこの衣装と解く。その心は、センスを持って墓場(袴)まで行きました」というなぞかけも披露し「姉の泰葉も元気になって、和気あいあいの海老名家があるよって伝えたいですね」と父の生前の写真に語りかけていた。
会場には桂歌丸、三遊亭圓歌、鈴々舎馬風、三遊亭金馬、橘家圓蔵、林家木久扇、三遊亭小遊三、天野祐吉、ケーシー高峰、露木茂、デヴィ・スカルノ、徳光和夫、中尾彬、平尾昌晃、朝丘雪路、山口達也(TOKIO)、山田洋次らが参列。初代三平さんとの思い出話に、会場は笑いに包まれた。
初代三平さんが好きだった詩と歌も紹介され、司会を務めたみのもんたがサトウハチロー氏の詩を朗読し、歌手・由紀さおりは「小さい秋見つけた」「夜明けのスキャット」を歌唱。次女で歌手の泰葉は、父に贈る歌として「ピアノ・ダディ」を歌った。あす21日から30日まで、東京・浅草演芸ホールにて「初代林家三平三十三回忌追善興行」が行われる。
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2012/09/20