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大野拓朗、1年ぶりドラマで「成長実感」 危険スタントにも挑戦

 俳優の大野拓朗(23)が、30日放送のフジテレビ系ドラマ『東野圭吾ミステリーズ』第8話「小さな故意の物語」(木曜 10:00)に出演する。今年、初めての舞台とミュージカルを経験した大野は、約1年ぶりとなったドラマで「成長が実感できた」と会心の笑みを浮かべる。初挑戦の命がけスタントも晴れやかな表情で振り返るなど、役者としての充実ぶりが溢れていた。

俳優業への思いを語った大野拓朗 (C)ORICON DD inc.

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 人気作家・東野圭吾氏の傑作短編小説を11人の“主演”を迎えてドラマ化する同シリーズ。大野が演じるのは、主演の三浦春馬(22)扮する中岡良の幼馴染・行原達也で、校舎の屋上から転落死するという、ミステリーの軸を担う役どころだ。

 9月末までロングラン公演中のミュージカル『エリザベート』の合間をぬって臨んだドラマ収録。以前は役作りで考え過ぎる傾向があったという大野だが「前に比べて、自然に演技ができるようになったのかなって思います。“感情に動かされてセリフが出てくる”という感覚が、わかってきたのかもしれない」と成長を実感。達也役のアプローチにも「心が苦しいというシーンの時は、本当に胸が痛くなりました。アドリブでセリフを言う時も、自然と感情が出せた」と、観客を前に行う舞台経験が成果として現れてきたことに胸を張った。

 ドラマでは、転落シーンのため命がけのスタントマン顔負けの演技にも果敢に挑戦。それでも大野は「いろんなことを一生懸命に頑張ることが、自分のアピールポイントだと思ってます。仕事だと僕、何でもできるんです」と笑顔をみせた。

 主演の三浦とは2日間だけの絡みだったというが「尊敬する部分がいっぱいあったからこそ、負けたくない。ぜひ、次も一緒にやりたいですね。その時は…もっと自分も役者として成長していたい」と向上心を見せた。さらなる高みを目指す大野にとって、俳優業は魅力的で楽しくてたまらないようだ。

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  • 俳優業への思いを語った大野拓朗 (C)ORICON DD inc.
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