銀座一丁目にある画廊「銀座モダンアート」で、月に1〜2回開催されているイベント「僧職男子に癒されナイト」が人気を集めている。現職の若い僧侶を囲んでお酒を飲みながら、悩み相談などの会話を楽しむ2〜3時間のイベントで、6月で22回めを迎えた。客は20〜30歳代の女性が中心。3割程度が繰り返し会場に足を運んでおり、今回のイベントには30名が参加した。 同イベントは、昨年3月に発生した東日本大震災の復興支援の目的で始まった。「都心の人たちも不安を感じていることだろう。少しでも解消できるきっかけになれば…」銀座モダンアート代表の鳥居友佳里さんは、そうした思いを知人の僧侶、中樹山浄照寺の平井裕善さんに相談し、「僧職男子に癒されナイト」が開催されることになった。
2012/07/03