カンボジア国籍を取得し、同国代表としてロンドン五輪を目指すタレントの猫ひろしが20日、東京・代々木公園陸上競技場で行われたWAHAHA本舗全体公演『ミラクル』と五輪出場祈願イベントに参加。五輪の代表発表を3月上旬に控えた猫は「これからカンボジア人として金メダルを獲ることが“ミラクル”です」と意気込み。この日は事務所の先輩の久本雅美、柴田理恵らを前にマラソンを行ったが、久本から「五輪が決まっても応援に行くわけないじゃないですか。ロンドン遠いです」と言われ、「これが現実ですよね」と嘆いた。 『WAHAHA本舗の第1回大マラソン祭』と題された同イベントは、久本、猫と同じ事務所に所属する劇団員など35名が参加し、1時間で400mトラックを何周走れるかを競うレースバトル。今月5日の『第61回別府大分毎日マラソン』以降、休息していたという猫だが、他と圧倒的な差をつけて約38周(1万5200m)を走りきった猫は「いい刺激になりました。今は抑えながら1日20kmくらい走っているので、きょうはもうトレーニングしなくていいですね」と充実の笑みをみせた。