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二宮和也と豊川悦司が初共演!東野圭吾『プラチナデータ』映画化

 国民的ベストセラー作家・東野圭吾氏のミステリー小説『プラチナデータ』が、人気グループ二宮和也と俳優・豊川悦司の初共演で映画化されることが27日、わかった。二宮は天才科学者であり後に逃亡者となる特殊捜査機関の研究員、豊川は主人公を執拗なまでに追跡する執念の刑事を演じる。多面的な役を演じる二宮は、「豊川さんの胸を借りて、そして豊川さんについていけるように今から準備を始めていきます」と気合い十分。撮影は2月から4月にかけて行われ、完成は2012年夏、公開は2013年予定。

約5年ぶりに刑事役を演じる豊川悦司「(二宮)からたくさんの事を学びたいと思います」

約5年ぶりに刑事役を演じる豊川悦司「(二宮)からたくさんの事を学びたいと思います」

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 原作は、東野氏が10年近く前から映画化を前提として執筆し、現在では21万部(2012年1月現在)の売上げとなっているベストセラー小説。ドラマ『流星の絆』(TBS系)以来2作目の東野圭吾作品となる二宮は、20代の俳優活動の集大成と今作を位置付けている。「そう遠くはない未来なんじゃないかと思わせる原作のすごさ…。その作品に参加できて光栄です。豊川さんとの共演も凄く嬉しいです」(二宮)。クランクイン前から、国内外の警察関連資料や最先端のDNA研究、ヒトゲノム研究のレポートなど、100ページを超す資料を読み込み、入念な準備を重ねている。

 一方、『犯人に告ぐ』で演じた刑事役に強い愛着を感じ、それ以来約5年、十数もの刑事役のオファーを断り続けてきた豊川だが、監督、脚本、そして二宮との共演という本企画に刺激を受け、再び刑事役に挑むことになった。「二宮和也さんは若手俳優の中でも一際個性の強い、素晴らしい俳優さんだと思っていました。共演できることを大変嬉しく思います。胸を借りるつもりで、ドンとぶつかっていきたいと思います。彼からたくさんの事を学びたいと思います」と語っている。

 2017年の日本を舞台にする同作。発達したDNA捜査によって検挙率100%、冤罪率0%の社会で、DNA捜査の通用しない連続殺人事件が発生し、さらにDNA捜査のシステム開発者の兄妹が殺される。そのDNA捜査で犯人とされた主人公が、逃亡しながら「DNA=人の心の謎」に迫っていく物語。

 今作は、過去に映画『ハゲタカ』などの社会派作品を手がけてきた大友啓が監督を務める。大友監督は「以前から、そのしなやかな演技と独特の感性に注目していた二宮和也さん、数々の作品を拝見しご一緒したいと思っていた豊川悦司さんとともに、東野圭吾さんの作品にチャレンジ出来る機会を頂き、心から胸躍る思いです。舞台はそう遠くない近未来。DNA捜査を巡って繰り広げられる東野作品ならではの人間ドラマ、魅力的なストーリー展開を、二人の演技を彩る新鮮な世界観と共にお届けしたいと思っています」とコメントしている。ハリウッド映画に匹敵する逃亡チェイスあり、アクションあり、知能ミステリーありのサスペンス超大作に仕上がりそうだ。

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  • 原作『プラチナデータ』

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