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島田紳助さん引退会見 主な一問一答「完全に僕のミス」

――\引退に納得しているか?
「僕がなんにも言わなかったら、たぶん謹慎処分だった。それでは若い後輩たちに示しがつかない。一番重い処罰は、引退だと思いました」

涙ながらに引退を発表する島田紳助さん (C)ORICON DD inc.

涙ながらに引退を発表する島田紳助さん (C)ORICON DD inc.

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――\昔のメールが今頃なぜ?
「全く聞いてない」
水谷暢宏社長:メールについては8月中旬ごろ外部の方から情報を提供。意図をもって持ち込まれたかは答えかねます。この場での人物の公表もなし。

――\後悔は?
「ルールはこれなんだと言われればそれだし、あいまいな判断したら700人の後輩に示しがつかんと思います。(暴力団関係者の)Bさんとはもうメールもしないし、お会いすることもありません。道であったら遠くから頭を下げます。その感謝の気持ちだけは、誇りとして優先したい」

――\レギュラー番組の関係者や共演者には?
「熱いメールをたくさん頂いた。家に来てくれたり、目の前で涙を流してくれる人もいた。でも、前もって伝えたのはダウンタウンの松本だけです。松本は『やっぱ辞めないでください』と電話で言ってくれた。でも、自分のわがまま通させてくださいと返した。めちゃくちゃぶざまな芸能界の終わり方。最低な終わり方ですわ」

ハンカチで涙を拭い
「引退はずっとブレなかった。これは後悔の涙ではなく、皆さんの優しさを思い出しただけです」

――\家族は?
「妻は『自分のやりたいようにやったらいいよ』と。長女は『本当に後悔しないのか、でも、あなたは強運の持ち主だから、またなんか考えるよね』と」

――\芸能生活を振り返って
「素敵な人ばっかりでした。大先輩の上岡龍太郎さんも、引退されたのが55歳。『どんなことあっても引退しちゃいかんよ』って前々から言われてたんですけど、同い年で引退も、なんか運命を感じる。あと、親友の和田アキ子には報告しようとしたけど、電話でなかった」

――\思い出すものは
「6年前のトラブルで本当にダメだと思ったとき、みんな温かく見守ってくれた。一回死んだ身、もう一度頑張ろうと『ヘキサゴン』を始めて、自分の子供のような奴が成長していくのが嬉しかった。引退を伝えたとき、上地雄輔が家に来て『父ちゃん、父ちゃん、一生父ちゃんを守るからね』と泣いてくれた。misonoもみんな、僕の子どもたち。父ちゃん、ちゃんと子どもたちを見守るからな」

――\この世界にいて良かったと思うこと
「いろんな方とお会いできたことが何よりの財産。孫正義さんと食事したときは、歴史上の偉人と食事してるような存在でした。翌日、僕の使ってる携帯がドコモだと気づいて、すぐにソフトバンクを契約して孫さんに報告、その後、すぐに解約したことを覚えてます。あとは少ないですけど、ファンの方から手紙頂いて『人生変わった』と言っていただけたのが、この仕事やってて良かったと本当に思いました」

――\Bさんが悩みを解決してくれたことに後悔は?
「その時は辞めるつもりなくらい悩んでましたから、解決してホッとした。もしこれで僕が『あの事は間違いだった』と思ったら、僕は僕を嫌いになっちゃいます。僕はBさんに関してはもう会いませんし、言葉にもしません。でも、僕の心の中には感謝をずっと持ってようと思います」

――\やり残したことは
「全くない。山のてっぺんで転げ落ちてしまいましたが、それも僕らしいかな。(芸能界の)てっぺんに半年くらいいたのを、親友の(明石家)さんまが確認してくれたので」

――\引退を決意したのは
「これまであることないこと、週刊誌に書かれたりしていましたが、全て一切、事実無根です。違法カジノなんて生まれて一回も行ったことないですし、暴力団経由で馬券を買ったことも、命をかけてもありません。そんなことするような馬鹿じゃないです。もしそんなことがあったら、皆さんの前で腹を切ります。でも今回については、セーフだと思ってたことが大きな問題です。完全に僕のミスです。僕が間違ってました」

――\結果的に、芸能界と暴\力団のつながりが世間に露呈してしまったことについて
「はっきり言って、僕の中では“この程度”なんですよ。頻繁(ひんぱん)に密着してるわけではない。でも、“この程度”で引退しなければならないんです。信じて欲しいんですが、今になって自分を良くしようと思う気持ちは一切無いです」

――\今後について
「なんにも考えてない。55歳なので、まだまだ生きるなと。感謝の気持ちを持って自分なりに役に立てることをやりたい。若い人の役に立つような、若い人たちが夢見られるよう、一緒に汗流したりして、皆さんと協力していきたい。明日から一般人、静かに暮らさせたってください」

■よしもとクリエイティブ・エージェンシー水谷暢宏社長のコメント
島田紳助は、当社において多大なる功労者。類まれなる才能を持つ彼を、こういうことで失うのは大変残念なことでありますが、皆さんご理解たまわりますよう、お願い致します」

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