女優の石原さとみが16日、都内で行われた映画『劇場版ポケットモンスター ベストウィッシュ』2作品の公開初日舞台あいさつに登壇した。おそろいの“ピカチュウカラー”のはっぴに身を包んだ石原は「かわいいー！」との声援に「何かすいません〜」と照れ笑い。客席を見渡し、「はっぴを着ての舞台あいさつもコスプレの皆さんにお会いするのも初めてで、すごい楽しいです。公開されたんだなって気持ちになりました」とポケモンファンの熱狂ぶりに圧倒された様子だった。

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　第14弾となる“ピカチュウ・ザ・ムービー”最新作は、邦画アニメ史上初の2作品同日公開。『ビクティニと黒き英雄　ゼクロム』と『ビクティニと白き英雄　レシラム』と題し、伝説のポケモン・ゼクロムとレシラムそれぞれを中心とした2つのストーリーを展開し、新たなポケモンワールドを描く。

　俳優生活50周年を迎えた高橋英樹は、ゼクロム役でアニメ声優初挑戦。「普段シルバーな声援を受けているもので、今日こんなに若い方にお目にかかれて嬉しい。新たなファン層獲得という感じ」と笑わせた。

　水樹奈々はあふれんばかりの大歓声を受け、決勝戦を控える女子サッカー・なでしこJAPANに向けて自身が声を務めたポケモン・ビクティニの鳴き声でエール。「タイトルにもなっている主役のポケモンの声をやらせていただいて、さらに今日は着ぐるみも来てくれて」とつぶやいたところで、つるの剛士から「着ぐるみじゃない！ 本物です」と突っ込まれ、会場爆笑に包んでいた。

　当日はほかにゲスト声優を務めた大地真央、山寺宏一、中川翔子のほか、主人公サトシの声優・松本梨香、湯山邦彦監督が登壇した。

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