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KAT-TUN、“勝運”に改名!?

 人気グループKAT-TUN亀梨和也田中聖中丸雄一が出演する舞台『Dream Boys』(9月3日〜25日)の製作発表が14日、都内で行われ、公演期間中限定で、グループ名をKAT-TUNから“勝運”に改名することが発表された。

 10年前から存在し、封印していた幻のグループ名が、ついに日の目を見ることになった。帝劇開場100周年公演として上演される同公演に、2004年の初演以来全作に出演を果たしている亀梨和也と共演するカンパニーを発表する席でのサプライズだった。メンバーの中丸は「今日ここ(会見場)に来て聞きました。ビックリしています。でも、自分達の力を広げられれば」と語り、田中は「この名前は10年ぐらい前に聞いていて、改めて押し出してくるんだなと思った」と苦笑いし、亀梨は「KAT-TUNというグループ名には、漫画(cartoon)のように、1ページ読むとまた次のページが読みたくなるように、次から次へ何かが出てくるグループという意味があります。“勝運”も昔からあったグループ名で、何事にも勝つ、運が強いグループという意味がありますので、帝劇から運を発信していきたい」と前向きに語った。

 『Dream Boys』は、2004年に滝沢秀明主演『Dream Boy』として初演。少年の夢と挫折、友情をアクロバットや、ボクシング、フライングを交えて描く舞台で、ジャニーズ事務所の人気者に受け継がれ、演じられている。今回の抱負を聞かれたカズヤ役の亀梨は「帝劇開場100年という記念の年にできるのは嬉しい。ここから笑顔、勇気、元気を発信していきたい。100周年にふさわしい新たなフライングを考えています」と意欲を見せた。この舞台に3年ぶりにカムバックするコウキ役の田中は「客席から見て感じたこと、思ったことを取り入れ、いいチャンプを作りあげていきたい。みなさんに元気を振りまくことができたら」と気合が入っていた。2004年以来の復帰となるユウイチ役の中丸は「僕も客席から観ていて、この舞台の一番の売りはエネルギーはあふれんばかり、というところだと思ったので、そこを出していければ」と語った。また自分の役について中丸は「仲裁役ですね。すぐ熱くなる2人(亀梨、田中)の間に入ってという……普段からグループの中でも2人はそうなので、慣れてます」と笑わせた。

 KAT-TUNは先週、初めてメンバー全員で東日本大震災の震災地・福島県を訪れ、郡山市内で、ラジオの公開収録を行ったことにも触れ、田中は「とにかく想いを届けたい。帝劇から運、勇気、笑顔を運びたい」と力強く語った。また、夏に予定した野外コンサートの中止を先日発表したことについて亀梨は「楽しみにしていてくれた人がたくさんいたと思います。だから、この舞台を他のメンバーが観に来てくれたときは、できるだけ舞台に上がってもらい、“KAT-TUN”を観てもらいたい」と、ファンに向け語った。

 同舞台には、女優・鳳蘭、真琴つばさも出演し、3人を盛りたてる。現在まで通算上演回数312回、総観客動員数が58万人を超えており、9月3日から25日までの38公演で、約7万人を動員する。

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