俳優の長谷川博己が20日、都内で行われた新連続ドラマ『鈴木先生』（テレビ東京系）の完成披露記者会見に出席した。初の主演作に長谷川は「話を聞いた時、やっぱり来たかと思った。ワクワクと不安もあったけど、これをやらなきゃ役者としてダメだと思ったし、やり遂げようと思った」と充実の表情を浮かべ、使命感を口にした。

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　同作は「2007年 文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞した武富健治原作の同名コミックをドラマ化したもの。どこにでもいそうな平凡な教師が、どこにでも起こり得る問題に過剰に悩みつつも、独自の教育理論で解決していく。長谷川は「独自の教育理論がなかなか頭に入らなかったけど、何度もセリフを反復した。だんだん（鈴木先生の）気持ちがわかってきた」と役作りに対しての手ごたえをうかがわせた。

　会見にはそのほか、共演者の山口智充、田畑智子、でんでん、富田靖子、生徒役の土屋太鳳、未来穂香、西井幸人も出席。他の生徒たちとの様子を聞かれた西井は「結構みんなで恋バナしてる。恋が生まれるかもしれない」と明かし、大人の俳優陣をざわつかせる一幕もあった。

　また、長谷川の印象を聞かれた未来は「一見真面目な方なので話しにくそうと思ったけど、誕生日も一緒だったのでしゃべりかけてくれた。積極的だなって思った」と告白。“積極的だな”という発言に長谷川は「はい、積極的です」と開き直り、会場を沸かせていた。

　ドラマ『鈴木先生』は4月25日より毎週月曜午後10時放送。