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佐藤浩市が成宮、西田、黒木ら7人の“容疑者”と豪華芝居対決

 俳優の佐藤浩市が、5月14日(土)放送のスペシャルドラマ『最後の晩餐〜刑事・遠野一行と7人の容疑者〜』(後9:00 テレビ朝日系)に警察官役で主演することが20日、わかった。究極のミステリー・サスペンスを描く同作では、佐藤演じる遠野刑事が成宮寛貴西田敏行黒木瞳ら7人の豪華俳優人による“容疑者”との芝居対決を展開。近年、キャラクター作りに偏った刑事ドラマが多いと感じた佐藤は、「それは決して悪いことではないのですが、みんながみんなそうであっても面白くない」と新たな“刑事像”の確立に挑む。

スペシャルドラマ『最後の晩餐〜刑事・遠野一行と7人の容疑者〜』(テレビ朝日系)に主演する佐藤浩市 

スペシャルドラマ『最後の晩餐〜刑事・遠野一行と7人の容疑者〜』(テレビ朝日系)に主演する佐藤浩市 

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 2007年放送のドラマ『天国と地獄』以来の同局主演ドラマとなる佐藤が今回演じるのは、あらゆる角度からの鋭い洞察力と真摯な捜査姿勢で事件の真相に迫る型破りな警察官・遠野。「キャラクター作りの部分である種トリッキーなボールは投げたくない」という佐藤は、自らの持つ「犯罪者を前にすると普段の生活の中では見せない顔ものぞかせる」という警察官への印象からヒントを得て、「その二面性を上手く使い分け、警察という特殊な生き方にリアリティを持たせられれば」と役作りへのこだわりを明かす。

遠野刑事に追われる7人の容疑者たちも、実に個性豊か。レストランのオーナーシェフに成宮寛貴、産婦人科勤務の看護師に安達祐実、引きこもり状態の大学生に本郷奏多、テレビ局報道局のディレクターに石黒賢、黒い過去を持つ衆議院議員に中尾彬、仮釈放中の懲役囚に西田敏行、経歴不明の激安量販店社長に黒木瞳と、各世代を代表する演技派俳優陣が名を連ねている。

 同ドラマは、同局の『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』や『白い巨塔』(フジテレビ)、現在放送中の“月9”ドラマ『幸せになろうよ』(フジテレビ)などサスペンス・ミステリーからラブストーリーまで幅広いジャンルを手掛ける人気脚本家・井上由美子の最新作。11人の招待客が訪れたとあるレストランで事件は起こり、そのストーリーは単なる犯人探しにとどまらない。容疑者それぞれの目的、過去、さらには人生を通してごく普通の人間を恐ろしい犯罪者に変えてしまう強烈な被害者意識、人間関係、心の闇など現代のさまざまな問題を浮き彫りにする。

 佐藤と対峙する各世代の“実力派”容疑者たちは、リハーサルの段階で大熱演を展開しており、同ドラマの黒田ゼネラルプロデューサーも「みどころは、佐藤浩市さんが黒木瞳さん、西田敏行さんはじめ、超手強い相手一人一人に迫っていくところです。この敏腕刑事と一緒に彼らの嘘を見破り、謎を解いてみてください」とアピール。『相棒』シリーズで杉下右京をはじめ、数々の名物刑事を生んできた同局による新たな刑事像の誕生に注目が高まる。



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