映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』（11月13日公開）で共演する女優の松嶋菜々子と韓国俳優のソン・スンホンが11日、東京・ミッドタウンのクリスマスイルミネーション点灯式に出席した。初共演のスンホンについて松嶋は「ジュノ（スンホンの演じる役）にぴったりというか、本当に素敵で。今回共演できてとっても嬉しい」と絶賛。さらに撮影中の様子を「演技を通じて言葉は必要なくて、気持ちで通じ合えたんじゃないかと思います」と振り返り、まるで恋人同士のように光を灯した。

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　1990年に日本でも大ヒットした米映画『ゴースト ニューヨークの幻』のアジア版となる同作は、オリジナルから設定を変更。経営者の星野七海（松嶋）は、陶芸家を目指す韓国人の青年キム・ジュノ（スンホン）と恋に落ちて幸せな日々を過ごすも、突然ある事件に巻き込まれて命を落としてしまう。しかし七海の魂はゴーストとなってジュノのそばにとどまる。

　かねてから松嶋との共演を熱望しており、「松嶋さんと共演できることに喜びを感じて積極的に参加した」というスンホンは「もし出演していなかったら、毎日後悔していた。言葉や国籍が違っても、心で通じ合える部分があった」と松嶋と視線を合わせ笑顔。松嶋は、一面に広がる幻想的なイルミネーションのなか「『ゴースト』とこのイルミネーションで、温かい気持ちになってくれたら」と集まった観衆に呼びかけた。

　期間限定で同所にて展開されるイルミネーション『MIDTOWN CHRISTMAS 2010』はLED総計約70万球を使用。サンタとキャンドルで作る「サンタツリー」や、芝生広場に壮大な宇宙を表現した「スターライトガーデン」などで、街全体を幻想的に彩る。

⇒ 松嶋菜々子＆ソン・スンホン出演映画『ゴースト　もういちど抱きしめたい』予告編