北米ツアー中のロックバンド、X JAPANのリーダー・YOSHIKIが甲状腺機能亢進(こうしん)症を患っていることが7日、わかった。昨年7月の頸椎椎間板孔切除手術前の診断で判明したが、「心配をかけたくない」との意向によりスタッフにもこれまで公表を控えていた。甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になり「一般の人に比べ非常に疲れやすい体質」(主治医)で、このほど滞在先のホテルで気を失って倒れていたところを発見され病気が判明。「一時は甲状腺がんの可能性も示唆された」(同)といい、今のところはその心配はないものの引き続き精査と治療を要する。活動は休止せず、現地時間10日に予定どおりツアー最終公演をニューヨークで行う。
2010/10/08