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吹石一恵&宮藤官九郎の映画版“ゲゲゲ夫妻”が初お披露目

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 現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説でも人気を博している、漫画家・水木しげるの妻・武良布枝さんの原作小説を映画化した『ゲゲゲの女房』の完成披露舞台あいさつが21日、都内で行われ、主演の吹石一恵宮藤官九郎が登壇し、映画版“ゲゲゲ夫妻”が初お披露目された。お見合いから5日後に結婚した水木夫妻を描く内容にちなみ、吹石は「宮藤さんにあまり慣れ過ぎないようにした。初めて会った感じを映画に収めたくて」と作品に臨んだ時の心境を明かすと、宮藤は「結構会ったつもりでいたけど・・・あっ、今聞けて良かったです」と“すれ違い”を嘆き、笑いを誘った。

映画版“ゲゲゲ夫妻”を演じる(左から)吹石一恵、宮藤官九郎 

映画版“ゲゲゲ夫妻”を演じる(左から)吹石一恵、宮藤官九郎 

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 後に人気漫画『ゲゲゲの鬼太郎』を世に輩出する水木(宮藤)と、彼の妻・布枝(吹石)が、貧困を乗り越えて固い絆で結ばれていく夫婦の姿を描いた同作。実在する人物を初めて演じた宮藤は「最初、水木さんに会った時、88歳でしたが達者で。『映画って儲からないだろ』って言ってて、お金に厳しいというのをにじませていた」とユーモアを織り交ぜつつ「何年か経ったらこうなるんだなと思いながら、ご飯を食べるシーンや生活のシーンは参考にさせてもらいました」と充実の表情で語った。

 また、実際の水木夫妻が同映画を鑑賞した際に立ち会ったという吹石は「布枝さんが目をウルウルさせて両手で(私の手を)握ってくれて『いろいろ思い出した』と言ってもらいました」と、感激の面持ちで振り返っていた。

 現在、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催中の映画祭『第32回ぴあフィルムフェスティバル』の招待作品として同日上映された映画『ゲゲゲの女房』は今年11月に公開予定。

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  • 映画版“ゲゲゲ夫妻”を演じる(左から)吹石一恵、宮藤官九郎 
  • 映画版『ゲゲゲの女房』の完成披露舞台あいさつに出席した(右から)宮藤官九郎、吹石一恵、鈴木卓爾監督 
  • 映画版『ゲゲゲの女房』の完成披露舞台あいさつに出席した宮藤官九郎 
  • 映画版『ゲゲゲの女房』の完成披露舞台あいさつに出席した吹石一恵 

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