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スタジオジブリの最新長編アニメーション『借りぐらしのアリエッティ』のヒット祈願と全国キャンペーンの安全祈願が1日、東京・芝公園の増上寺で行われ、鈴木敏夫プロデューサー、米林宏昌監督、声で出演した志田未来、神木隆之介、主題歌を歌うフランス生まれのハープ奏者セシル・コルベルが参拝した。僧侶たちによる雅楽の演奏や読経を目の当たりにしたセシルは、初めて見る光景に驚きの表情を浮かべる場面もあったが、主題歌「Arrietty’s Song」の奉納歌唱を落ち着いてやり遂げた。
同作は「ジブリで一番上手いアニメーター」と宮崎駿監督も一目置く36歳の米林氏の初監督作品で、床下に住む小人の家族が人間たちから少しずつモノを借りて生活している設定のファンタジー。小人の少女と人間の少年の淡く切ない恋物語も同時進行していく。「新しいジブリの歴史が始まった」という同作の評判を聞いた鈴木プロデューサーは、「本当に頑張ってくれた。いい作品ができたと思っています」と胸を張り、米林監督らスタッフをねぎらった。
これまでジブリ作品のほとんどは高畑勲氏と宮崎氏が交代で監督してきたが、ジブリ作品の新たな担い手が誕生したことについて鈴木プロデューサーは、「宮崎は、俺も頑張る、負けないと言っていた。世代交代というわけではないが、古い方も忘れないで(笑)」と話していた。
この日の出席者は近づく七夕にちなんで短冊に願い事を書いて奉納。志田は「アリエッティのように常に笑顔でいられますように」、神木は「映画を観てくださった方々が作品についていろいろ話しあったりして、いっぱい幸せな気持ちになってもらえますように」、米林監督はストレートに「映画がヒットしますように」とそれぞれ願った。短冊に「さよならだけが人生だ」と書いた鈴木プロデューサーは「今回はジブリ作品で初めて切ない別れを描いている。別れがあってまた人生が始まっていく。そんな勇気を伝えたい」とアピールしていた。
映画『借りぐらしのアリエッティ』は7月17日より全国公開。
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スタジオジブリの最新長編アニメーション『借りぐらしのアリエッティ』のヒット祈願と全国キャンペーンの安全祈願が1日、東京・芝公園の増上寺で行われ、鈴木敏夫プロデューサー、米林宏昌監督、声で出演した志田未来、神木隆之介、主題歌を歌うフランス生まれのハープ奏者セシル・コルベルが参拝した。僧侶たちによる雅楽の演奏や読経を目の当たりにしたセシルは、初めて見る光景に驚きの表情を浮かべる場面もあったが、主題歌「Arrietty’s Song」の奉納歌唱を落ち着いてやり遂げた。
同作は「ジブリで一番上手いアニメーター」と宮崎駿監督も一目置く36歳の米林氏の初監督作品で、床下に住む小人の家族が人間たちから少しずつモノを借りて生活している設定のファンタジー。小人の少女と人間の少年の淡く切ない恋物語も同時進行していく。「新しいジブリの歴史が始まった」という同作の評判を聞いた鈴木プロデューサーは、「本当に頑張ってくれた。いい作品ができたと思っています」と胸を張り、米林監督らスタッフをねぎらった。
これまでジブリ作品のほとんどは高畑勲氏と宮崎氏が交代で監督してきたが、ジブリ作品の新たな担い手が誕生したことについて鈴木プロデューサーは、「宮崎は、俺も頑張る、負けないと言っていた。世代交代というわけではないが、古い方も忘れないで(笑)」と話していた。
この日の出席者は近づく七夕にちなんで短冊に願い事を書いて奉納。志田は「アリエッティのように常に笑顔でいられますように」、神木は「映画を観てくださった方々が作品についていろいろ話しあったりして、いっぱい幸せな気持ちになってもらえますように」、米林監督はストレートに「映画がヒットしますように」とそれぞれ願った。短冊に「さよならだけが人生だ」と書いた鈴木プロデューサーは「今回はジブリ作品で初めて切ない別れを描いている。別れがあってまた人生が始まっていく。そんな勇気を伝えたい」とアピールしていた。
映画『借りぐらしのアリエッティ』は7月17日より全国公開。
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2010/07/01