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　公開が迫る映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3　ヤツらを解放せよ！』の完成披露試写会イベントが29日、都内で行われ上演前の舞台あいさつに主演の俳優・織田裕二らキャスト陣が出席した。織田は大歓声のなか柳葉敏郎とともに客席内に設置された特大レッドカーペットに先頭をきって登場し、キャスト陣を引き連れてステージに登壇。「こんばんは！ ただいま。今日はW杯日本代表の試合があるのに来てもらって感謝してます。ありがとう」と笑顔であいさつし「7年、大変長いことお待たせしました。いよいよ完成しました。じっくりとご覧ください」と待望の映画完成を報告した。

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　同作は、前作『踊る大捜査線 THE MOVIE 2　レインボーブリッジを封鎖せよ！』（2003年）から7年ぶりに制作された劇場版。刑事課強行犯係係長に昇格した青島俊作（織田）が、新湾岸署への引越しを一任されたところから物語は始まり、開署式までの3日間にお台場を襲う8つの事件を描く。過去作に登場した犯人が再登板することでも話題になっている。

　織田とともに13年にわたって、『踊る』シリーズにレギュラー出演している室井慎次役の柳葉敏郎は、レッドカーペット上で織田と固い握手を交わし「皆さんと一緒に今日の感動を味わえることが最高なんです！ 観ていただければわかると思います」と満面の笑み。恩田すみれ役の深津絵里は感激の面持ちで「こんなに温かい気持ちで迎えてもらえるなんて思っていなかった。7年分の思いが詰まっている作品になってると思っています」とファンの期待をあおった。

さらに“女版青島”として番外編に登場した篠原夏美役での再登板となった内田有紀は「12年という月日を越えて『踊る』に戻って来させていただいて、今この場に立っていられることを幸せに思います」と感慨深げな様子。故・いかりや長介さんが演じた人気キャラクター“和久さん”の甥っ子“和久くん”を演じる新メンバー・伊藤淳史も「僕自身も大ファンで、まさか出られるとは夢にも思っていなかった。公開されたら何度も劇場に足を運びたいと思っています！」と喜びを爆発させていた。

　舞台あいさつにはほかにユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、小栗旬、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、佐戸井けん太、小林すすむ、本広克行監督、脚本を手がけた君塚良一が出席。映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ！』は7月3日より全国公開。

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