■そのほかの最新写真ニュース一覧はこちら

　映画『のだめカンタービレ 最終楽章＜後編＞』（川村泰祐監督）が公開中の4日、主演の女優・上野樹里と俳優・玉木宏が東京・TOHOシネマズ日劇で“大ヒット感謝祭”舞台あいさつに出席した。同作は昨年12月公開の前編、4月17日公開の後編の2部作あわせて観客動員のべ500万人を突破（5月3日現在）。上野は、「大ヒット、ありがとうございます。（500万人が）スゴすぎてどれくらいなのかわからない」と感激。また、来場者の中から抽選で3人に劇中で印象的に使用された夫婦茶碗やこたつなどがプレゼントされ、玉木は「終わりなんですね・・・」としみじみ。上野は思い出の品々を「捨てないでくさい」と名残惜しそうに話した。

【写真】その他の写真を見る

　漫画家・二ノ宮知子の人気コミックの実写シリーズでは、“変態天才ピアニスト”のだめ役の上野、“オレ様指揮者”千秋役の玉木ら、ハマリ役ともいえる配役で人気を集め、物語の完結編となる映画2部作は前編の興行収入が40億6000万円、後編も公開から2週間あまりで23億円を突破。

　原作のコミックも単行本23巻で完結したが、4月26日には『番外編』ストーリーの最新刊24巻が発売されたばかり。さっそくコミックをお風呂に入りながら読んだという上野は「まだまだ続くパワーがあった」と2006年の連続ドラマから実写シリーズを手がける武内英樹総監督に実写シリーズの続行を迫った。

　玉木は「完結と言いつつも、登場人物（の人生）が終わっているわけではない。また、撮ったとしても＜最終楽章　後編＞のような終わり方をするのでは」とやる気満。武内総監督は「音楽家の話は終わりないと思う。60歳、70歳になっても、音楽の道を極めようとしているだろうし、終わりがないんじゃないな」とまんざらでもないような口ぶりだったが、玉木の服装について話を逸らせ、お茶を濁した。

【映画『のだめカンタービレ』特集】

＜後編＞
⇒「“こってり”した仕上がりに」 上野樹里＆玉木宏インタビュー！
⇒『のだめ』の新たな世界観 映画の場面カットフォトギャラリー
⇒【無料動画】『のだめ』最終楽章 後編予告

＜前編＞
⇒上野樹里＆玉木宏インタビュー！ 『のだめ』シリーズへの想いを語る
⇒『前編』をおさらい！ 映画の場面カットフォトギャラリー
⇒【無料動画】『のだめ』最終楽章 前編予告