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　人気アイドルグループ・嵐の相葉雅紀が2日、東京グローブ座で同日初日を迎えた主演舞台『君と見る千の夢』の公開稽古を行った。相葉演じる池辺春也の父親役で出演する俳優・田山涼成は、今回の共演に「歌も上手いわ、演技も上手いわ、ぎゅっと僕の心を掴まれちゃった」と相葉を大絶賛。人気絶頂アイドルの父親になれ「幸せです！」と笑顔で喜んだ。

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　本番を控え、手ごたえを感じているという相葉は「観に来させます！いつも来てもらってるので」と嵐のメンバーを招待するといい、「いつも、真面目な感想があんまないんですよ。“舞台出てた？”とか“どこにいたの？”とか、すかした感想が多くて。そういうこと言うのはニノ（二宮和也）あたりですね」と、彼ららしいゆるめのやりとりを浮かべてニンマリ。

　田山は「こんなに1ヶ月半も稽古をするのは久しぶりです。相葉君は他にも仕事があって忙しいのに、劇団のような熱心な稽古で、僕、ここ数年汚れてたなあ」と時折顔を歪め、泣きそうになりながらも「一歩でも相葉君に近づこうとしてて、もう“相葉劇団”しちゃえばいい」と、そのまっすぐな姿勢に感化された様子。舞台初挑戦となる上原美佐は「みなさんに助けていただきながらできました。良い出演者さんに囲まれて、恵まれたと思います」と、ホッとした表情で自身初舞台の幕を上げた。

　同作は2005年『燕のいる駅』、07年『忘れられない人』、09年『グリーンフィンガーズ』に続く、相葉雅紀と演出家・宮田慶子タッグの4度目の舞台。生と死をも超えてさまざまな人との絆を確かめる、瑞々しく純粋なファンタジック・ラブストーリー。24日まで同所で上演中。