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　人気ロックバンド・BUMP OF CHICKENが10日、初のサプライズライブを東京・六本木ヒルズアリーナで開催し、4月14日発売の新曲「HAPPY」を初披露した。この日の会場は、当日の昼までいっさい告知されていなかったにも関わらず、2000人もの観衆がつめかけ、約2年ぶりとなったライブは大変な熱気につつまれた。

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　この日のライブは、“ライブを通じて初めて新曲を聴いてもらう”というコンセプトのもと、BUMP初となる新曲発表サプライズライブとして行われた。2008年の全国ツアー以来、2年ぶりのライブということで、事前に行われた観客の募集には5万人を超える応募が殺到。当日のヒルズアリーナは、当選者1500人のほか、500人を超えるファンがつめかけ、会場外まで多くの人々であふれかえった。

　そんななか、大歓声に迎えられて登場したボーカル＆ギターの藤原基央は、「お久しぶりです。新曲をいち早く聴いてもらいたくて、この場を設けました」と挨拶。昨年11月に発売した15thシングル「R.I.P.」、この場がお披露目となった新曲16thシングル「HAPPY」（4月14日発売）、17thシングル「魔法の料理 〜君から君へ〜」（4月21日発売）の3曲を披露した。

　さらに、ファンの熱い声援を受けたメンバーたちは、急遽、1曲演奏することになり、観客と合唱しながら「ガラスのブルース」を披露。温かいファンに囲まれた、久々のライブに藤原は「気持ちのいいライブをやらせてもらってありがとうございます。今日、やってよかったです」。桜も舞い散るオープンスペースでのさわやかなライブは幕を閉じた。

　なお、このライブの模様は、ドキュメンタリーPVとして映像化され、YouTubeでの限定配信が予定されている。