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さだまさしの名曲が“父の日”にドラマ化

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 シンガー・ソングライターのさだまさしが、79年に発売したヒット曲「親父の一番長い日」が、“父の日”にあわせた6月19日にフジテレビ系でドラマ化されることが12日、同局より発表された。同曲の詩をモチーフに、下町を舞台に頑固な父親とその娘が、娘の結婚に至るまでの葛藤や悩みに一喜一憂する様子を描く。父親役を國村隼、娘役を長澤まさみみが熱演。長澤は「このドラマを通し、子供の世代には父親の偉大さを感じ取って欲しいですし、また、お父さん世代には、父親としての自信と威厳を持って欲しいなと思います」と意気込む。

長澤まさみと國村隼 

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 さだの「親父の一番長い日」は、1人の女性の誕生から結婚に至る人生と、娘の成長を厳しくも温かく見つめる父親の姿を、女性の兄の視点で描いたもので、演奏時間12分30秒という異例の大作だ。「家族の絆」や「親の愛情」などを温かく歌い上げ、6週連続オリコンシングルランキング1位に輝き、66.8万枚を売上げるなど大ヒットを記録した。

 ドラマ化にあたり、さだは「30年も前の歌で、今とずいぶん価値観の違う時代のヒット曲ですから、うれしいと思う反面、果たして今の時代にこういう温もりが伝わるのかなという不安もありました」と振り返るも、「お父さんがどっしりしていないから日本がだめになった。そんな気がするので、頑固親父って大事だなとあらためて思いますね」と自身の見解を明かす。

 そんな頑固親父役を演じる國村は「頑固すぎて困った父親ですが、そんな父親を実は娘は慕っているんですよね。だからぶつかり合う。でも、だからこそ仲良し。そのさまを見ていただければと思います」と気合十分。愛娘役の長澤も「今の時代は國村さん演じる栄一郎のように、本気になって怒ってくれる父親は少ないのかも知れないなと思いました」と新鮮な思いを感じている様子だった。




 星泉

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  • 長澤まさみと國村隼 
  • 『親父の一番長い日』(C)フジテレビジョン 

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