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　3日（火）に放送された人気バラエティ『ロンドンハーツ』（テレ朝系）で一夜限りの復活ライブを行った“50TA”こと狩野英孝の自作曲の総ダウンロード数が、40万ダウンロードを突破したことが同局より発表された。このほどオリコンスタイルの取材に応じた狩野は、現在の“50TA旋風”に対し、「お笑いも歌も出来る“エンターテイナー”にという形でやっていければ」と展望を明かした。

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　そもそもの発端は、2月3日に放送された『ロンドンハーツSP』で、狩野が“50TA（フィフティーエー）”名義で本格歌手デビューするというドッキリ企画から始まった。狩野は、“50TA”名義での歌手デビューの話を本気で信じ、レコーディングやプロモーションビデオ撮影、音楽番組への出演。さらに雑誌『オリ☆スタ』の企画と称しての、ロック歌手・大友康平とのウソ対談、1000人のファンを前にしたお披露目ライブに挑み、2ヶ月に渡る壮大なドッキリに見事引っかかってしまった。

　放送後、独特の世界観による奇抜な歌詞が話題を呼び、自作曲が大人気に。「地方へ営業に行っても『（50TAの）曲を歌って！』という声が凄くて、営業時間の半分以上は歌になっています」と、狩野自身もその人気ぶりに少々戸惑っている様子。今回の復活ライブでは「愛ーしさと切ーなさを兼ね備ーえてる、男子!!」という印象的なサビが話題を呼んだ「perfect love」など人気曲はもちろん、この日のために用意した「灼熱炎」「自分にハッピーバースデー」の2曲を披露。「（ライブの）1週間前、群馬に営業行ったら、ロンブー・淳さんがいきなり来て『新曲作れ！』って。当日の朝までかかったんですよ！」とギリギリの制作秘話を明かす。

　「自分にハッピーバースデー」のサビ部分の「ハピッピピ〜♪」が、放送直後の『キザシランキング』（ブログなどで取り上げられた言葉のランキング）で1位を獲得するなど流行語になりつつある。だが狩野は「自分では大真面目に作っているので、皆さんが何で笑っているのか良く分からなくて……」と不思議そうな顔で語る。

　これだけ話題になれば、当然視聴者からCD化を望む声が多数寄せられているようだが、狩野は「でも『ロンハー』のスタッフも淳さんも、あくまで“ドッキリ”だからCDにはしないって。ホント“頑固”ですよね」と、ちょっぴり不満顔。今年の年末は紅白出場を目指しているのか？ との質問には「いえ、調子に乗らず地道に頑張っていこうかなと思っております」と襟を正していた。