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『ブラックジャックによろしく』作者・佐藤秀峰が出版社移籍の経緯と実情を漫画化

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 ヒット漫画『ブラックジャックによろしく』『海猿』の作者・佐藤秀峰が、このほど公式サイトを開設。「プロフィール」と題した自らの生い立ちから漫画家として大成するまでを描いた漫画の中で、『ブラックジャックによろしく』の連載終了の経緯など編集部との軋轢や、激務で作画スタッフから賃上げ要求を迫られたことなど、漫画家の厳しい実情を赤裸々に描いている。

漫画家・佐藤秀峰の作品『新ブラックジャックによろしく 1巻』 

漫画家・佐藤秀峰の作品『新ブラックジャックによろしく 1巻』 

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 医療現場の実情をリアルに描き大ヒットした『ブラックジャックによろしく』(講談社・週刊モーニング連載)。単行本発行部数は1000万部を超え、俳優の妻夫木聡主演で連続ドラマ化もされた。02年から始まった同作の連載は06年3月から長期休載となったが、07年1月から『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に移し、タイトルも『新ブラックジャックによろしく』として新たなスタートを切った。このほど、公式サイトを開設した作者の佐藤は「プロフィール」のコンテンツで自らの生い立ちを漫画化。デビューに至るまでの軌跡や、アシスタント時代の苦労、『ブラックジャックによろしく』連載時に編集部へ不信感を募らせていく様子などを克明に描いている。

 この漫画の内容によると、台詞や登場キャラクターの名前の無断変更のほか、関連本の無断発行、作品の内容に対してある団体から抗議を受けたことなどがあったとされる。それらの際の対応ややり取りから編集部への不信感が頂点に達したところで佐藤は休載を余儀なくされるが、自分は何のために漫画を書いているのか自問自答する中、漫画が好きであるという一心で再び立ち上がる。そしてラストには「一生漫画を描き続けるつもりです」と力強く宣言する。

 また、同サイトの「漫画制作日記」のコンテンツでは、同じく医療漫画の『ムショ医』を描いている妻で漫画家の佐藤智美らとの漫画制作の裏話も掲載している。

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