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「青いベンチ」のサスケが解散

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 「青いベンチ」のヒットで知られる埼玉出身の男性デュオ・サスケが18日(日)、NACK5『ACCESS TO YOU』の生放送中に「これからさらなる夢を追うために、北清水雄太、奥山裕次として別々の道を歩む決心をしました」と解散を発表した。4月4日(土)の東京・渋谷O-EASTでの解散ライブをもって一切の活動を停止。今後、北清水はソロで活動する意向があるという。

NACK5『ACCESS TO YOU』の生放送中に解散を発表したサスケ(中央の2人)−写真提供:FM NACK5『ACCESS TO YOU』 

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 サスケは2000年4月に結成。地元・埼玉の大宮駅前で行ったストリートライブで1000人を動員して話題となり、代表曲「青いベンチ」を収録したミニアルバム『Smile』は38.7万枚のスマッシュヒットを記録した。「青いベンチ」が彼らを一躍有名にし、デュオ名より曲名の知名度が先行している感もある現状を北清水は誰よりも理解している。「俺には何もないでいい。『元サスケの〜』じゃなく北清水雄太として、ゼロからスタートを切りたい」と至って前向きだ。

 ポップなメロディと等身大で共感できる歌詞。サスケの曲はほぼ北清水が1人で手掛けてきた。メジャーデビューから約4年半という歳月で発表した作品はシングル5枚、ミニアルバム1枚、DVD1枚のみと表面上は多作に映らないが、ストリート時代から創出してきた曲は多数にのぼる。解散にあたり北清水は「自分たちがやりたいことをそれぞれがやるために一度環境をリセットしたかった」と親しい関係者らに話していたという。

 ファンを前に「こうやって集まってくれてるみんなの涙とか見るとたまんない気持ちになります」と語った北清水。サスケとしては今後、3月18日に1stにしてベスト、そして最後の作品となるフルアルバムを発売。それに先駆け、3月1日には代表曲をアレンジした「青いベンチ〜Like a streer ver.〜」を、彼らの原点である大宮市内の1店舗で数量枚限定発売する予定。当日は自ら店頭に立ってファンに直接感謝を伝える。そして4月に解散ライブを行い、結成10年目に突入する春、その活動を終える。


 サスケ

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