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宮沢和史、東京都現代美術館で熱唱!「ブラジル」「紅白」への思いを語る

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 ミュージシャンの宮沢和史が17日(水)、東京・江東区の東京都現代美術館で、3日に発売された著書『BRASIL-SICK(ブラジルシック)』(双葉社)の発売を記念し、記者会見とサイン会を開催。同書は、大ヒット曲「風になりたい」誕生のきっかけとなったブラジル音楽との出会いから現在に至るまでの思いを、自身のエッセイ、対談、写真など、様々な形で詰め込んだ充実の内容となっている。

『BRASIL-SICK(ブラジルシック)』(双葉社)を発売した宮沢和史 

『BRASIL-SICK(ブラジルシック)』(双葉社)を発売した宮沢和史 

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 ギターを片手に登場した宮沢が椅子に腰掛け歌ったのは、日本人移民がブラジルに渡ってから100年となる今年を記念して生まれた楽曲「足跡のない道」。日系人の苦難の歴史に思いを馳せたこの曲を熱唱し、ブラジルの魅力を「多様な文化と巨大さ、躍動感を目の当たりにして、命の根源となるものをまだ見つけられずにブラジルに通っています」と語った。

 記者会見後にはサイン会が行なわれ、限定100枚の整理券を入手できたファンと、笑顔で交流。この日が7年ぶりのサイン会とあって、前日には著書とのセットで発行された整理券を求めて朝からファンが美術館前に並んだ。

 今年の7月には、自身のバンド・GANGA ZUMBA(ガンガ・ズンバ)でブラジルツアーを敢行し、帰国後9月には、ブラジル音楽界の重鎮ジルベルト・ジルを日本に迎えフリーコンサートを開催するなど、日本・ブラジルのさらなる交流を願って駆け抜けた1年。その集大成として、『Brasil-Sick』とともに、お薦めのブラジル音楽を集めた企画盤『Brasil 100』、DVD『10,000 SAMBA!』も同時発売。

 また、30日(火)には東京・渋谷C.C.LemonホールでGANGA ZUMBAの2008年総決算となる、ツアーファイナル公演、大晦日には『NHK紅白歌合戦』に「ブラジル移民100周年特別企画」として出場する。ちなみに『紅白〜』はブラジルでも放送される。

冬の全国ツアー『GZ winter circuit 足跡のない道』
12月30日(火) C.C.Lemonホール(東京・渋谷)
開場/開演=17時30分/18時
チケット:5,800円(全席指定)
問い合わせ:ディスクガレージ03-5436-9600(平日12時〜19時)


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