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市川準監督が死去。最新作『buy a suit スーツを買う』を完成させ…

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 映画監督の市川準さんが19日(金)未明、都内の病院で死去した。享年59。最新作『buy a suit スーツを買う』の本編集を18日(木)に都内のスタジオで行った後、深夜の食事中に倒れ病院に運び込まれたが帰らぬ人となった。

市川準監督 

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 市川準監督は、CMディレクターとして金鳥「タンスにゴン」などのヒット作を手がけ、1987年に映画『BU・SU』で監督デビュー。その後も数多くの作品で監督、脚本を務め、『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002年)『あしたの私のつくり方』(2007年)などの話題作を世に送り出していた。

 『buy a suit スーツを買う』は、市川監督初となるプライベート・フィルム(自主制作作品)で、昨年の12月に市川監督と助監督が自らHDカメラを回して都内で撮影。大阪から失踪中の兄を探しにきた若い女性の姿を描く。東京をテーマにした作品を多く製作してきた市川監督らしい、東京への思いが詰まった映画になっている。

 市川監督は、18日にこの作品をほぼ完成して急逝した。『buy a suit スーツを買う』は、第21回東京国際映画祭(10月18日〜10月26日)の日本映画ある視点部門に出品・上映された後、2009年渋谷ユーロスペースで公開の予定。

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  • 市川準監督 
  • 『buy a suit スーツを買う』(c)2008 Jun Ichikawa office Ltd. 
  • 『buy a suit スーツを買う』(c)2008 Jun Ichikawa office Ltd. 
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