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新宿シネコン戦争の幕開け!新宿ピカデリーは3万円の個室も

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 国内最大級のシネコンとして東京・新宿に新たにオープンする新宿ピカデリーの内覧会が17日(木)に行われた。映画激戦区の新宿に10スクリーン、全2237席という規模のシネコンが登場することも話題だが、注目されるのは1室2席で3万円のプラチナルームと、1席5000円のプラチナシートの設定。劇場を運営する松竹の大谷信義会長は「いろいろなアイデアを加えて新しい形の劇場作りを行う」と語った。

1Fエントランス 

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 真っ白なシアターをデザインコンセプトにする新・新宿ピカデリーがお披露目された。館内の全空間が白で統一され、案内表示はすべてオリジナルフォントを使用したこだわりの演出。劇場がひしめき合う新宿に新たな劇場スタイルを提案する巨大シネコンが誕生した。近隣には昨年オープンした9シアター、全1825席を有する東映系のシネコン・新宿バルト9が位置し、まさに熾烈なシネコン競争の幕が開ける。

 そんななかで新宿ピカデリーがウリにするのが、来場者に贅沢な時間を提供するプラチナルームとプラチナシートの設定だ。プラチナルームは世界でも類を見ないプライベートルーム型のバルコニー席で1室(2席)3万円という料金。プラチナシート(5000円)はバルコニー中央のベストポジションにイタリア製の特製シートを設置する。どちらの利用者も劇場内に入ると、エントランスまたは駐車場から専用エレベーターでプラチナロビーへ案内され、プラチナルームの利用者は鑑賞前に専用の個室・リラクゼーションルームで、プラチナシートの利用者はプラチナクラブカフェでくつろぐことができる。映画鑑賞前から、さながら空港でのファーストクラス、ビジネスクラスの待合室のような特別な時間が提供される。

 しかし、1回の映画鑑賞に3万円…。シアターで過ごす時間すべてを極上のエンタテインメントとして提案するこのプランへの映画ファンの反応、さらに稼働率がどうなるか気になるところだ。
 なお、プラチナルームを1年間利用できる年間シートは3000万円で販売される。

 また、新宿ピカデリーでは全10スクリーンにデジタルシネマ設備を施し、それぞれをネットワーク接続。国内初というシアターマネジメントシステムの導入により、映画コンテンツの中央一元管理を行う。

 新宿ピカデリーは19日(土)よりオープン。オープン当日はすべての映画が1000円で鑑賞できる。

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  • 1Fエントランス 
  • 1室2席で3万円のプラチナルーム 
  • 1席5000円のプラチナシート 
  • 松竹の大谷信義会長(左)と迫本淳一社長 
  • 新宿ピカデリーの外観 
  • 1Fエントランス 
  • 3Fメインロビー 
  • プラチナルーム専用の控え室・リラクゼーションルーム 
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