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　リーダー・YOSHIKIの持病である頸椎椎間板ヘルニアの悪化などにより、世界ツアーの延期を発表していたロックバンド・X JAPANのフランス公演が、11月22日（土）にパリ市内のベルシー多目的スポーツセンターで行われることが9日（水）、分かった。療養中、YOSHIKIはほとんど外出せず東洋医学から西洋医学に至るまで、あらゆる治療に専念。過去数回あった療養期間のなかでも、最短ペースで復帰を果たす。

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　X JAPANを想うファンの気持ちがYOSHIKIを動かした。過去、『Jealousy』のレコーディング中にYOSHIKIが倒れた際に施したというカイロプラクティックを今回も実施。しゃもじを使っての筋肉マッサージや、魚のオイルを使用するなどあらゆる手を尽くして治療に専念し、医師も「11月の復帰が妥当」とゴーサインを出した。

　今月の5日（現地時間）には、パリ市内で開催されたイベント『JAPAN EXPO 2008』の会場内でX JAPANのフィルムコンサートを実施、約3000人の現地ファンを熱狂させた。その盛り上がりにYOSHIKIは「昨年のJAPAN EXPOの時にも感じましたが、とてもX JAPANを愛してくれているのを感じます。非常にありがたいことと思いますし、X　JAPANとして早くこの想いに応えたいと思っていて今回いち早くコンサートを決めました」とコメント。今度こそ自ら乗り込み、アジアアーティストとしては初となる同会場でのライブで1万人を興奮へと誘うつもりだ。

　遂に復活の狼煙をあげたX JAPANだが、今回のパリ公演決定で気になるのは台湾、韓国公演の行方。延期後の日程は現在調整中とのことだが、近いうちにYOSHIKI自ら現地を訪れプロモーション活動を行う予定だという。その時に全てが発表されるのかは未定だが、関係者は「何が起こるか分からないのがX JAPAN。しかし、やるときはやる」と語っており、今後の動向がより注目される。

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