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　『フランダースの犬』『あらいぐまラスカル』『名犬ラッシー』などを送り出してきた世界名作劇場の最新作『ポルフィの長い旅』のアフレコ取材会が15日（木）、都内スタジオで行われ、ゲスト声優の古谷徹、高山みなみらが出席。古谷は旅を題材にした同作にちなみ、海外で犯罪者に間違えられたトラブルについて明かした。

　同作は、20世紀中盤のヨーロッパを舞台に、大地震ではぐれてしまった妹・ミーナを探すために旅に出るポルフィが主人公の物語で、世界名作劇場シリーズ第25作目の記念作品となる。ポルフィの声優を務める甲斐田ゆきは「『名劇』の大先輩方と一緒でガチガチな気分でいたけど、全ての人に対して分け隔てなく接するポルフィにあやかって、いつも通りにやらせてもらいました」と先輩声優たちに恐縮しながら、アフレコの感想を語った。

　また同作のテーマにちなんで、旅の思い出について聞かれた古谷は「海外のアニメイベントに行くことがあるんですが、ブラジルのサンパウロに1人で行き、ロンドン経由で帰国する時、アジア人が事件を起こしていたようで、（その犯人と間違えられ）ロンドンで止められた。日本に帰れるのか、俺は犯罪者になるのかと思いました」と踏んだり蹴ったりのエピソードを告白。結局、疑いは晴れて無事に日本へ帰ることができた古谷は「パスポートの年齢より、見た目が若かったから、偽造パスポートだと疑われたんだと思う」と自身の“若すぎる”外見がトラブルの一因だったとの憶測を述べ、笑いを誘っていた。

　その他取材会には、堀江美都子、山田栄子、折笠愛、松尾佳子らも出席した。アニメ『ポルフィの長い旅』はBSフジで毎週日曜・夜7時30分より放送、また1話から4話を収録したDVD第1巻は6月25日（水）に発売される。

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