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シュールな“ぱんだ”が復活! 堺×生瀬×堀部の豪華対談「次はフランスで大ヒット!」

 ネットから火が付いた、パンダと青年のシュールなやり取りが高い中毒性を生むドラマ『やさぐれぱんだ』の最新DVD『金盤』『銀盤』が遂にリリースされる。発売を記念し、青年役の堺雅人、ぱんだ役の生瀬勝久、監督を務めた堀部圭亮にそれぞれの想いを語ってもらった。話は意外な方向に進み、3人はフランスでの大ヒットに自信を漲らせた!?

真剣なまなざしで収録に臨む3人 

真剣なまなざしで収録に臨む3人 

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――あの『やさぐれぱんだ』が帰ってくるということで、まずは率直な感想をお伺いしたいのですが?
堺雅人 実は、再演とかシリーズ物って初めてだったので凄く新鮮でした。前回の反省点をもう一度生かせるというのは自分としては凄くありがたい経験でしたね。
 生瀬勝久 僕はですね、『やさぐれぱんだ』のぬいぐるみにえらいお金が掛かって、元を取らないといけない!という話を聞いたんで、それじゃあ、やるしか ないなとっ(笑)。
堀部圭亮 そんな理由で引き受けてくれたんですか! ありがたい話です(笑)。
生瀬 肌色が見えてくるまでやろうかなって。でも、今回の『金盤』『銀盤』で、僕の中の『やさぐれぱんだ』は円熟味を増してきたかなって思いますね。初々しさから円熟!まあ、勝負はこの次の作品ですね。
堀部 え? せっかく発売するんですから『金盤』『銀盤』でも勝負しましょうよ(笑)。

――堺さん扮する青年と、生瀬さん扮するパンダの掛け合いが魅力ですが、どこまでが台本どおりで、どこからがアドリブなのか、全く分からない。
生瀬 いや、流れ的には堀部さんの脚本どおりなんですよ。
堺 最後のオチの部分でちょっと生瀬さんがアドリブを加えますけどね。
生瀬 そう思わせないのは、やっぱり演者が凄いんですかねぇ。
堺 自分で言わないで下さいよ(笑)。
生瀬 やっぱり堺さんがこういう作品に出ていること自体が異質だよね。でも堺さんの人柄が凄くよく作品に出ているね。
堺 そんなことないですよ。自信が無くて……。
生瀬 なに、嫌なの? 辞めたいの? プロフィールから消したいの?
堺 いえいえ! そんなことは無いですよ(笑)。ただ自分にとっては新しい挑戦だったので、答えとして合っているのかが分からなくて。
生瀬 堺さんの偉いところは、台本をきっちり全て覚えてきて、嫌な顔ひとつ見せず、いつもニコニコしてんだよね。
堺 生瀬さんがリードしてくれるので、凄く安心なんです。堀部さんも役者としての僕を最大限に引き出してくれるますし。
堀部 今回の続編もそうですけど、基本的に2人にお任せですね。どんな作品でもそうですけど、どこに転がっていくか分からないヒヤヒヤした感じが好きなので。やっぱりライブ感は大事にしたいんです。
生瀬 堀部君はね、凄く気を使ってくれますよ。本当はハラワタ煮えくり返ってるはずなのに、怒りもしないで見守ってくれてね(笑)。

――今年は北京五輪ということで、新たな“パンダブーム”の到来を予感させますが?堺 吹き替えで中国語バージョンもあれば面白いかも。勢いにはどんどん乗って行きたいですよね。
堀部 そういえば、知り合いの映画監督の方に、この作品を観てもらったら「これはフランスで大ヒットする!」って言われんだよね。
生瀬 ホントに? じゃあ、どんどん売っていこう。本編にもフランスのネタを入れよう。自分が持ってる薄〜いフランスの知識だけで語り合う感じでさ(笑)。

――まだまだお話は尽きませんが、最後に『やさぐれぱんだ』ファンに一言!
堺 新作は前作とは違った冒険もあるので、凄く楽しめると思います。でも、肩に力を入れて観るものではないので気軽に楽しんで欲しいですね。オシャレなバーで流れていても案外合うかも知れませんね(笑)
生瀬 あーいいねぇ。環境ビデオっぽくてオシャレだよね(笑)。

 DVD『やさぐれぱんだ』金盤/銀盤は3月19日(水)に発売。さらに3月から『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で漫画の連載も開始される。

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  • 真剣なまなざしで収録に臨む3人 
  • 左から堀部圭亮、堺雅人、生瀬勝久 
  • 『やさぐれぱんだ』金盤 
  • 『やさぐれぱんだ』銀盤 
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