「ことばおじさんとアナウンサーズ」のメンバーら |
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NHKの現役アナウンサーが、56年の同局史上初めてCDデビューすることになった。教育テレビの番組「ことばおじさんのナットク日本語塾」に出演中の梅津正樹アナウンサー(57)がメーンボーカルで、若手5人がバックを務める「ことばおじさんとアナウンサーズ」が、「これってホメことば?」を9月22日に発売する。「みんなのうた」で流されているが、視聴者からの反応も良く、ヒットが確実視されている。大みそかの紅白歌合戦出演の可能性もありそうだ。
「なにげに歌うまいっすね」「フツーにおいしい」「この花、よくなくな〜い?」…。同曲は、世代間の言葉のギャップに悪戦苦闘するおやじサラリーマンのおかしくもほろ苦い日常を描いたもの。
高校で合唱部だった伊達正隆アナが作詞し、8・9月度「みんなのうた」の曲として制作された。梅津アナらメンバーも、伊達アナが同局アナから選んだ。2年前から不祥事の話題ばかりが目立つNHKとしても、イメージ刷新を図る大胆な試みだった。
制作段階から「もし反響が良ければCDも」という話はあったが、放送されると、茶の間の反応は予想以上だった。視聴者から「これってホメことば〜? という歌詞が頭から離れない」などの声が続々届き、開局史上初の決断に至った。
メンバーは28日、NHKホールで衛星第2「ミュージックエクスプレス」(9月24日)の収録に出演した。高山アナを除く5人が出席した会見で、梅津アナは丁寧な言葉遣いでこうPRした。「どんなにCDが売れましても、私の給与には一切関係ございません。しかしながら、私が出演している番組、そして言葉に、皆さんが高い関心を持っていただければとてもうれしく思います」。
「みんなのうた」からは過去も大ヒット曲が飛び出しており、同曲も初回出荷8000枚を予定。制作側は「ヒットチャートに入って、世論が『紅白で見たい』となれば大成功です」と期待をふくらませている。