1月よりCBC、TOKYO MXほかで放送中のアニメ『琴浦さん』。一見どこにでもいる普通の女子高生だが、実は他人の心が読めてしまう能力の持ち主、琴浦春香を演じている人気声優の金元寿子がこのほどORICON STYLEの単独インタビューに応じた。
原作はWEBサイト『マンガごっちゃ』で先行連載されているえのきづ氏の同名4コマ漫画。能力ゆえに家族も友人もすべてを失った春香が、初めての仲間と出会い、恋を知り、自分を受け入れて成長していく前向きな姿を描く。学園モノ、ラブコメ、ギャグといった原作の要素はそのままに、超能力を持つゆえに起こる悩みや事件など、シリアスなドラマもしっかりと描くメリハリのある太田雅彦監督の演出も評判を呼んでいる。
■真鍋くんのような裏表のない人って素敵
――アニメ『琴浦さん』の反響は耳に届いていますか?
【金元寿子】はい。特に第1話の前半のシリアスなドラマから明るく楽しいラブコメ描写に転じる演出に心打たれたという声をよく聞きます。そういう感想を聞かせてもらったり、よかったよ、いい作品だねと言ってもらえると、声優の仕事に就けて本当によかったと思いますね。自分のことより、自分が声を当てたキャラクターが皆さんに愛されることのほうがうれしいと思えるんです。
――琴浦さんは、人の心が読める超能力のため、幼い頃から一家離散や周囲からの拒絶といったつらい経験を繰り返し、誰ともかかわらぬよう心を閉ざして生きてきた。そんな彼女が、とある高校に転校して真鍋くんに出会い、惹かれていくストーリーをどう思いました?
【金元】人の心が読めるという能力がこれまでの人生に大きな影響を与えてきたという設定は新しくて面白いと思いました。春香は、ドジで、テレ屋さんで、泣き虫だけど、優しくて可愛らしくって、小動物みたいな感じの女の子。私も大好きです。
――ちょっとエッチだけど、好きな女の子のために一途になれる真鍋くんは?
【金元】現実にいてくれたら…と思います(笑)。真鍋くんのような裏表のない人って素敵。私の周りでもすごい人気です。男の人でも真鍋くんに惚れるという感想があるくらい(笑)。真剣なのかと思いきやエロいことを考えていたり、ギャップが絶妙ですね。周りを明るくしてくれるパワーもあります。真鍋くんあっての『琴浦さん』ですね。
■元気の源は吉本新喜劇!?
――声優になろうと思ったきっかけは?
【金元】子どもの頃からアニメも漫画も好きでしたし、声優の小林沙苗さん(『ヒカルの碁』の塔矢アキラ役ほか)に憧れていたので、高校3年生の秋に「後悔するならやってみてからにしよう」と思い、声優の専門学校(神戸市)に進学しました。専門学校を卒業して、上京して、オーディションで運よく注目アニメの主役級の役をいただいて…。誰もがチャレンジできる一般ルートを歩んできました。
――2009年から活動を始めて、2011年に『第5回声優アワード』で新人女優賞を受賞。またたく間に人気声優の仲間入りですね。
【金元】そんな…、まだまだです。役をいただけるだけで幸せに思います。アフレコではいつも緊張して、周りを見る余裕もないくらいいっぱいいっぱいですし、失敗も多い。それを引きずらないで、次、次と、切り替えてやっています。『琴浦さん』の現場は、今までと違って肩の力も抜けて楽しめている実感がありますね。
――前向きになれる秘けつはありますか?
【金元】寝る前にお笑いのDVDを観ます。寝る時に次の日の仕事のことを考えて悶々とするより、お笑いを見ながら楽しい気分になっていつの間にか寝ちゃう(笑)。実家(岡山県倉敷市)にいた時はテレビでよしもと新喜劇をよく観ていました。上京してからはビデオを取り寄せて観ています。私自身も楽天家だと思います。
原作はWEBサイト『マンガごっちゃ』で先行連載されているえのきづ氏の同名4コマ漫画。能力ゆえに家族も友人もすべてを失った春香が、初めての仲間と出会い、恋を知り、自分を受け入れて成長していく前向きな姿を描く。学園モノ、ラブコメ、ギャグといった原作の要素はそのままに、超能力を持つゆえに起こる悩みや事件など、シリアスなドラマもしっかりと描くメリハリのある太田雅彦監督の演出も評判を呼んでいる。
■真鍋くんのような裏表のない人って素敵
――アニメ『琴浦さん』の反響は耳に届いていますか?
【金元寿子】はい。特に第1話の前半のシリアスなドラマから明るく楽しいラブコメ描写に転じる演出に心打たれたという声をよく聞きます。そういう感想を聞かせてもらったり、よかったよ、いい作品だねと言ってもらえると、声優の仕事に就けて本当によかったと思いますね。自分のことより、自分が声を当てたキャラクターが皆さんに愛されることのほうがうれしいと思えるんです。
――琴浦さんは、人の心が読める超能力のため、幼い頃から一家離散や周囲からの拒絶といったつらい経験を繰り返し、誰ともかかわらぬよう心を閉ざして生きてきた。そんな彼女が、とある高校に転校して真鍋くんに出会い、惹かれていくストーリーをどう思いました?
【金元】人の心が読めるという能力がこれまでの人生に大きな影響を与えてきたという設定は新しくて面白いと思いました。春香は、ドジで、テレ屋さんで、泣き虫だけど、優しくて可愛らしくって、小動物みたいな感じの女の子。私も大好きです。
――ちょっとエッチだけど、好きな女の子のために一途になれる真鍋くんは?
【金元】現実にいてくれたら…と思います(笑)。真鍋くんのような裏表のない人って素敵。私の周りでもすごい人気です。男の人でも真鍋くんに惚れるという感想があるくらい(笑)。真剣なのかと思いきやエロいことを考えていたり、ギャップが絶妙ですね。周りを明るくしてくれるパワーもあります。真鍋くんあっての『琴浦さん』ですね。
■元気の源は吉本新喜劇!?
――声優になろうと思ったきっかけは?
【金元】子どもの頃からアニメも漫画も好きでしたし、声優の小林沙苗さん(『ヒカルの碁』の塔矢アキラ役ほか)に憧れていたので、高校3年生の秋に「後悔するならやってみてからにしよう」と思い、声優の専門学校(神戸市)に進学しました。専門学校を卒業して、上京して、オーディションで運よく注目アニメの主役級の役をいただいて…。誰もがチャレンジできる一般ルートを歩んできました。
――2009年から活動を始めて、2011年に『第5回声優アワード』で新人女優賞を受賞。またたく間に人気声優の仲間入りですね。
【金元】そんな…、まだまだです。役をいただけるだけで幸せに思います。アフレコではいつも緊張して、周りを見る余裕もないくらいいっぱいいっぱいですし、失敗も多い。それを引きずらないで、次、次と、切り替えてやっています。『琴浦さん』の現場は、今までと違って肩の力も抜けて楽しめている実感がありますね。
――前向きになれる秘けつはありますか?
【金元】寝る前にお笑いのDVDを観ます。寝る時に次の日の仕事のことを考えて悶々とするより、お笑いを見ながら楽しい気分になっていつの間にか寝ちゃう(笑)。実家(岡山県倉敷市)にいた時はテレビでよしもと新喜劇をよく観ていました。上京してからはビデオを取り寄せて観ています。私自身も楽天家だと思います。
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2013/02/24