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松山ケンイチから綾瀬はるかへ 大河の主役がバトンタッチ

 現在放送中のNHK大河ドラマ『平清盛』(毎週日曜 後8:00)で清盛を演じる松山ケンイチ(27)と、来年の同ドラマ『八重の桜』の主人公・新島八重を演じる綾瀬はるか(27)が20日、東京・渋谷の同局で行われた「大河ドラマ主演バトンタッチ」セレモニーに出席。松山は「日本一のスタッフ、キャストがついている。周りに頼って、甘えられるところは甘えながらやっていくのも大事」とアドバイスを送った。52作目の大河ドラマで幕末から昭和を生き抜いた女性を演じる綾瀬は「大河の重みを感じています。支えてくれている視聴者に楽しんでもらえるように頑張りたい」と意気込みを新たにした。

『平清盛』主演の松山ケンイチ(右)と来年の大河『八重の桜』主演の綾瀬はるか (C)ORICON DD inc.

『平清盛』主演の松山ケンイチ(右)と来年の大河『八重の桜』主演の綾瀬はるか (C)ORICON DD inc.

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 恒例となっているそれぞれのドラマの舞台となる地域の名産品交換では、松山から「神戸ビーフ」。綾瀬からは福島県会津地方に伝わる「起き上がり小法師」が贈られた。起き上がり小法師は綾瀬が午前3時までかけ絵付けした、世界にたった一つのオリジナル作品。綾瀬は「いろいろ失敗もあるんですが」と、侍の頭の横髪を描き忘れてまげだけになっているところを見せて笑わせ、松山は「手作りのものを頂いてちょっと感動しますね」と笑顔で受け取った。

 松山が選んだ「神戸ビーフ」の神戸は、清盛が世界との貿易を進めるために開いた街で、当時は福原と呼ばれた。松山は「神戸の皆さんも大震災を経験し、同じ被災地として福島、東北地方の一日も早い復興を応援しています。その願いを込めました」と話した。

 『平清盛』は16日に放送された第49回で、清盛は突然の熱病に倒れ、危篤状態に陥る。23日放送の最終回では、ついに清盛がこの世を去り、その4年後の壇ノ浦の戦いで平家一門は滅亡。源頼朝(岡田将生)は鎌倉に幕府を開き、清盛が目指した武士の世を受け継いでいく。

 一方、『八重の桜』は1月6日に初回73分拡大版でスタート。福島県会津若松市出身で戊辰戦争の落日、会津の鶴ケ城に500人の女たちと立てこもり、銃を持って戦ったことから「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた八重の一生を描く。維新後は京都へ移り、後に同志社大学を創設するアメリカ帰りの新島襄(オダギリジョー)と結婚。日清・日露戦争時は篤志看護婦として名乗りをあげ、「日本のナイチンゲール」とも言うべき活躍をみせていく。

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  • 『平清盛』主演の松山ケンイチ(右)と来年の大河『八重の桜』主演の綾瀬はるか (C)ORICON DD inc.
  • 松山から「神戸ビーフ」を贈られた綾瀬 (C)ORICON DD inc.
  • 全身ショット (C)ORICON DD inc.
  • 「大河ドラマ主演バトンタッチ」セレモニーに出席した来年の『八重の桜』主演の綾瀬はるか (C)ORICON DD inc.
  • 「大河ドラマ主演バトンタッチ」セレモニーに出席した『平清盛』主演の松山ケンイチ (C)ORICON DD inc.

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