CS放送の海外ドラマ専門チャンネル スーパー！ドラマＴＶで放送中の犯罪捜査ミステリードラマ『THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル シーズン3』（毎週水曜 22：00〜）にヒロインとして出演するロビン・タニーが先ごろ来日し、ORICON STYLEのインタビューに応じた。ロビンは同作の魅力のほか、自身と演じる女刑事を重ね「私も結構周りの人に指図するタイプかな」と、気の強い性分を明かした。

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　同作は、残虐性と類まれなる知性を駆使し無差別殺人を続ける前代未聞の殺人鬼“レッド・ジョン”を追うべく、捜査に当たるCBI（カリフォルニア州捜査局）と愛する家族を殺されたことを機にコンサルタントとして捜査に協力するパトリック・ジェーン（サイモン・ベイカー）の活躍を描いたサスペンス。シーズン3では、レッド・ジョンがさらにジェーンに揺さぶりをかけ、捜査チームを翻弄する。

　過去にドラマ『プリズン・ブレイク』で弁護士役・ベロニカを演じたロビンだが、本作では捜査チームのボスとして冷静さを失わず、鋭い判断力で捜査を続けるクールな女刑事テレサ・リズボンを演じる。自身との共通点については「仕事にすごく熱心なタイプ。あと、私も結構周りの人に指図するタイプかな（笑）」と、上から目線の“Sキャラ”を告白。「でも、私の方が人生を楽しんでる！　簡潔にいうとリズボンは人生を生きる事を避けるために仕事に没頭していて、私は人生を楽しむために仕事に没頭しているの」と、笑顔で“生き方の違い”を明かした。

　同作はクオリティの高いサスペンスのほか、反発しながらも犯人逮捕に向け、主人公のジェーンとリズボンがお互いを認め合い邁進する息の合ったコンビネーションも見どころの1つ。視聴者としては二人の今後にも注目が高まるが「男女二人がいて、プラトニックなままストーリーをどこまで引っ張れるかは、かなり大きな課題よね」と思わせぶり。

　それでも「シーズン1を撮っていた頃なら“これでサイモンとキスできるかも”って喜んでいたかもしれないけど、今は仲良くなりすぎて兄弟のような関係だから、彼とのキスシーンなんて考えられないわ」と、大きなリアクションで否定していた。

　一方、俳優としてのサイモンについては「とてもカリスマ性が高くて、自分を見せる事が上手い」と称賛。映画『プラダを着た悪魔』などでハリウッドを経験しているサイモンから映画とテレビの演技の違いについても教わったという。

　「テレビの方が俳優に課せられる責任感は重いといえるわ。作品ごとの独自のテイストやリズムがあって、私たちはそれを作り上げた上で、回ごとに演技を重ねて表現していく。そうすることで、1話ごとに完成していくと教えてもらったの」と、サイモンに全幅の信頼を寄せている。

　最後に日本のファンへのメッセージを求めると「これまでのシーズンを楽しんで観ていただけて本当に嬉しいわ。私も日本が大好き。今後もみんなが観てくれて、視聴率が高いってなれば、私がまた日本に来るチャンスが訪れるので、楽しみです」と笑顔で締めくくった。

＞＞場面写真　『THE　MENTALIST メンタリストの捜査ファイル シーズン3』