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深田恭子、亡き田中好子さんとの思い出語る プライベート写真も公開

 昨年4月21日に乳がんのため55歳で亡くなった女優・田中好子さんの秘話を集めたドキュメンタリー番組が、きょう20日夜、フジテレビ系で放送される。金曜プレステージ『独占秘話!初公開!秘蔵映像!田中好子最後の180日〜スーちゃんが愛する人に残したメッセージ〜』(後9:00)では、夫の小達一雄さんをはじめ、多数の芸能人・関係者の証言を基に、女優としての生き方など、これまで語られることのなかった秘話を紹介する。1998年7月期に放送された連続ドラマ『神様、もう少しだけ』(同局系)で、母娘役で共演した女優の深田恭子も、テレビカメラの前で田中さんとの思い出を語っている。

深田恭子がプライベート写真を初公開 田中好子さんは当時42歳(写真提供:フジテレビ) 

深田恭子がプライベート写真を初公開 田中好子さんは当時42歳(写真提供:フジテレビ) 

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 番組では、同ドラマの打上げの宴会で撮ったという田中さんと深田のプライベート写真を初公開。深田は「当時、初めて大きな役をいただき不安だったけれども、その時、いつも手を握って支えてくれた手のぬくもりが温かかったのを今でも覚えています。その手の温かいぬくもりと同じように田中さんという人はとても温かい人でした」と田中さんを偲ぶ。

 同ドラマのプロデューサーだった小岩井宏悦氏は、「白血病で亡くなった夏目雅子さんのこともあり、命に関わるテーマの作品をやることに理解を示していただき、出演を快諾してくださいました。その当時から、自分の体調を気遣っている様子が何となく伝わってきましたが、周りに気付かれないように伏せていたんでしょうね」と当時を振り返る。

 田中さんは、アイドルグループ・キャンディーズの一員として人気者となり、78年に「普通の女の子に戻りたい」の名言を残してキャンディーズが解散したあと、80年に女優として芸能界に復帰。テレビドラマで1歳年下の夏目雅子さんと共演したのをきっかけに、二人は無二の親友となる。ところが、女優デビュー後間もなく、弟が19歳で亡くなり、その5年後には親友の夏目さんも白血病で他界してしまう。

 女優としてターニングポイントとなったのは、今村昌平監督の映画『黒い雨』。この作品で90年の日本アカデミー賞主演女優賞を受賞し、演技派女優として評価を高めた。翌91年には、夏目さんの実兄・小達一雄さんと結婚。公私共に充実、まさに順風満帆だった。ところが、結婚2年目に健康診断で、乳ガンが発見される。だが、心配をかけたくないからと、周囲の人々に病気を打ち明けることなく、19年にもわたって、女優を続けながら、病と闘い続けた。

 番組では、新婚旅行でハワイを訪れた際の幸せな映像をテレビ初公開するほか、生前の秘蔵写真など、盛りだくさんのエピソードとともに、笑顔に秘められた田中さんの最後の日々が明かされる。

関連写真

  • 深田恭子がプライベート写真を初公開 田中好子さんは当時42歳(写真提供:フジテレビ) 
  • 最後まで女優の仕事にこだわり続けた田中好子さんの知られざるエピソードや秘蔵映像が続々。フジテレビ系で『独占秘話!初公開!秘蔵映像 田中好子最後の180日〜スーちゃんが愛する人に残したメッセージ〜』を放送

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