人気グループ・嵐の松本潤、俳優の小出恵介らが7日、都内で行われた蜷川幸雄氏演出の舞台『あヽ、荒野』製作発表会に出席した。初共演の松本と小出はボクサーとして上半身裸で一戦を交える。初めてボクサー役に挑戦する松本は「ジムに少しずつ通い始めてる。体を作るために徐々に準備してる」といい「小出くんと切磋琢磨していい関係を作りたい」と抱負。小出も「濃厚な打ち合いシーンがあるので、すごく楽しみ」と意気込んだ。
1966年に出版された寺山修司初の長編小説を初めて戯曲化する同舞台。2006年上演の『白夜の女騎士(ワルキューレ)』以来、5年ぶり2度目の蜷川作品に松本は「不安もありますが、楽しみの方が大きい。5年前にやって『また早くやらなかったら、俺、死ぬぞ』と(蜷川氏に)言われてたので(今回のタッグは)嬉しく思う。高いハードルだと思ってるので、どんな景色が見えるか楽しみ」と、笑みを浮かべた。
現状に苛立ち、荒ぶる魂と肉体を持て余す新宿新次(松本)と、その正反対の生き方をしてきた青年・バリカン(小出)の友情を、リングを通じて展開する内容とあって、体作りも欠かせない今作。松本は「役を捉えるアプローチとして、ボクシングに慣れたくてジムでやってる。肉体的、精神的に、新次の考え方や芯の部分に近づけている感覚がある」と手応えをにじませ、小出も「体にオイルを塗るとラインが光る。筋肉がちょっと出てきて、体がでかくなりました」と得意げに語った。
そんな2人に熱視線を送る蜷川氏は「即興演出で、俳優さんの演技をみて(演出を)決めようと思ってる。即興ジャズの演奏のように演出して、ドラマが豊かになれば」と展望を語っていた。
会見には、共演の勝村政信、黒木華も登壇した。舞台『あヽ、荒野』は埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にて10月29日(土)から11月6日(日)まで、東京・青山劇場にて11月13日(日)から12月2日(金)まで上演される。
1966年に出版された寺山修司初の長編小説を初めて戯曲化する同舞台。2006年上演の『白夜の女騎士(ワルキューレ)』以来、5年ぶり2度目の蜷川作品に松本は「不安もありますが、楽しみの方が大きい。5年前にやって『また早くやらなかったら、俺、死ぬぞ』と(蜷川氏に)言われてたので(今回のタッグは)嬉しく思う。高いハードルだと思ってるので、どんな景色が見えるか楽しみ」と、笑みを浮かべた。
現状に苛立ち、荒ぶる魂と肉体を持て余す新宿新次(松本)と、その正反対の生き方をしてきた青年・バリカン(小出)の友情を、リングを通じて展開する内容とあって、体作りも欠かせない今作。松本は「役を捉えるアプローチとして、ボクシングに慣れたくてジムでやってる。肉体的、精神的に、新次の考え方や芯の部分に近づけている感覚がある」と手応えをにじませ、小出も「体にオイルを塗るとラインが光る。筋肉がちょっと出てきて、体がでかくなりました」と得意げに語った。
そんな2人に熱視線を送る蜷川氏は「即興演出で、俳優さんの演技をみて(演出を)決めようと思ってる。即興ジャズの演奏のように演出して、ドラマが豊かになれば」と展望を語っていた。
会見には、共演の勝村政信、黒木華も登壇した。舞台『あヽ、荒野』は埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にて10月29日(土)から11月6日(日)まで、東京・青山劇場にて11月13日(日)から12月2日(金)まで上演される。
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2011/09/07