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平原綾香、大ファン『おひさま』主人公は「私の目標」

 NHK連続テレビ小説『おひさま』メインテーマを歌う歌手の平原綾香が、ORICON STYLEのインタビューに応じ、大ファンだという同ドラマについて語った。女優の井上真央演じる主人公・陽子の一代記を通して、女性の優しさや強さ、たくましさを描く『おひさま』。そんな陽子のひたむきに生きる姿に「みんなが落ち込んでいたら自分が場を盛り上げないと、自分がみんなの“おひさま”にならなきゃと思っているところが素敵。私の目標になりました」と笑顔をみせた。

NHK連続テレビ小説『おひさま』メインテーマを歌う平原綾香 

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 現在、第16週目を迎え物語の中盤に差し掛かる同ドラマだが、メロディだけのインストゥルメンタルだったメインテーマが、6月25日から平原綾香が歌うボカリーズに、7月16日からは歌詞が入った「おひさま〜大切なあなたへ〜」のオンエアが開始される。平原は大ファンの同ドラマのメインテーマを歌うことに喜びつつも、途中で切り替わることに「視聴者の皆さんがどういう気持ちで聞いてくださるんだろうという心配は少しあります」と不安ものぞかせた。

 久しぶりに他の人が作詞をした楽曲を歌ったという平原は「新しい言葉が身体に染みこんでいくような感覚があって、歌っていても気持ち良かったし、1曲歌い終わった後にドラマを観ていたような気持ちになりました」。「最初は少女性を感じるけど、最後になるにつれて母性も感じるし、歌っていくにつれてどんどん成長していくような感じ」と、まるで陽子の成長過程を歌っているかのように感じたという歌詞や、平原のしっとりとした伸びやかな歌声が聴きどころとなっている。

 7月4日よりYouTubeのドリーミュージック公式チャンネルで公開されているミュージックビデオ(MV)は、広々とした草原にたたずむ平原が、キラキラと朝日が差し込むなか柔らかな表情で歌う姿が印象的だ。ドラマの舞台にも近い長野県・安曇野で行われた撮影では、蚋と格闘しながらも「イメージ通りの映像が撮影できてよかったです」と語る。MVの画面に映し出される歌詞を『おひさま』の字体に似せるなど細部にまでこだわり、「歌詞もじっくり見ながら楽しめるMVじゃないかなと思います」と自信をのぞかせる。

 「『おひさま』は被災地での視聴率が良いらしく、スタッフも被災地のみんなに元気になってもらいたいという想いを込めて作品を作っているっていうのをお聞きしたんですね。今、復興に向かっているその姿と、陽子が生きた時代、戦争から復興に向かっていく姿とどこか似ているような気がして、きっとそんな思いで被災地の皆さんも見ていると思うので、ドラマを通してもしっかり歌を伝えていきたいなと思います」と語る平原は、6月に被災地を訪れ復興支援活動にも尽力した。

 現在、10月まで続く全国ツアーの真っ最中。コンサートも節電を心掛けながら行っているそうで「これからも被災地に向けて歌を伝えていきたい。これから長い時間をかけてですけど、みんな復興に向かいながら歩き出していっているので、私もそれにしっかりと、少しでも歌で寄り添えるようにしていきたいと思います」と力強く語った。

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