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赤木春恵&上戸彩、『渡鬼』最終話に再出演 9年ぶりに揃って“帰国”

 現在放送中の第10シリーズで完結するTBS系長寿ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(毎週木曜 後9:00)。このほど番組プロデューサーの石井ふく子氏が報道陣の取材に応じ、フィナーレまでの展望を語った。9月下旬放送予定の最終話では、2002年放送の第6シリーズでアメリカに渡った赤木春恵演じる小島キミと上戸彩演じる小島加奈が共に帰国することを明かし「このドラマを美しく終わらせたい」と意欲的に話した。

取材に応じたTBS系ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』プロデューサー・石井ふく子氏 (C)ORICON DD inc. 

取材に応じたTBS系ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』プロデューサー・石井ふく子氏 (C)ORICON DD inc. 

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 赤木は小島キミ役として初回シーズンから出演し、上戸は第6シリーズで山下久子(沢田雅美)と山下健治(岸田敏志)の長女・山下加奈役として第10話〜15話まで登場。石井氏は「視聴者の皆さんの要望が多数あったので、最後にぜひ出ていただきたい」と2人に直接オファーし、上戸はそれを快諾。東京・明治座7・8月公演『コロッケ特別公演』をもって舞台引退を発表した赤木も「女優としての仕事はきちっとやりたい」と出演を承諾した。

 同作は1990年にTBS創立40周年記念番組としてスタート。岡倉大吉(藤岡琢也/宇津井健)と5人の娘やその家族の生活を通して、日々の暮らしの中で抱える問題や悩み、不安を問いかける大型ホームドラマ。20年以上にわたり視聴者に愛されてきた同ドラマを振り返った石井氏は「出演者はもう本当の家族みたい」と笑顔を見せる。

 御年84歳となる石井氏は「年月はあっという間」といい、「皆さんのご支援のおかげでここまでこれました」と感謝。なかでも初回から出演している小島眞役のえなりかずきには並々ならぬ思い入れがあるようで「(当時)4歳くらいで番組に入ったときには、セリフが読めないからオモチャで遊ばせてた。今ではドラマでも私生活でもきちっとした子で、すごくよく育ったなと思う」と感慨深げに語った。

 21日放送回で残り10回となるが、終盤に向け新たなテーマや展開を持ち込まないのが『渡鬼』。「いろんな家族が出てくる中で、その時代の“今”の家族を描いてきた。それがテーマですね」と姿勢はブレない。気になる小島眞と清水由紀(大井貴子)の結婚の行方についても「私も脚本をもらってないので、わからないんです。いつも(本を)もらって“ええ、こうなるの?”と。皆さんにとって素敵なラブレター(脚本)がくればいいと思っています」。

 「最終回に向けて新キャラクターも登場するし、みんな懸命にやっています」と手応えを口にした石井氏だが、本当にこれで“完結”なのだろうか? 「誰が決めるわけじゃないけど、500回を一つの区切りとして終わらせたかった。皆さんと“ちょっとの間”お別れすることになると思います」と真摯に語っていた。

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