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出川哲朗、「憎しみと感謝」を胸に“汚れ役”背負う

 体を張った芸風で笑いを取るリアクション芸人として活躍する出川哲朗(47)。「芸歴が長いのに冠番組がほとんどない」というが、6月よりBeeTVで自身の冠番組第3弾『緊急指令! 出川を探せ!!』がスタートしている。特殊メイクで変装した出川が繁華街や公園などさまざまな場所に溶け込むという番組だが、当然それだけでは終わらず、最終的には予想もしないドッキリに打ちのめされていく。ORICON STYLEはそんな出川に取材を敢行し、体を張り続ける理由を聞いた。

現在配信中のBeeTV冠番組第3弾『緊急指令! 出川を探せ!!』で幾度もドッキリを仕掛けられた出川哲朗 (C)ORICON DD inc. 

現在配信中のBeeTV冠番組第3弾『緊急指令! 出川を探せ!!』で幾度もドッキリを仕掛けられた出川哲朗 (C)ORICON DD inc. 

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 出川は、これまでBeeTVで1ヶ月間毎日ドッキリを仕掛けられる『毎日ドッキリvs出川』や、ウド鈴木やはるな愛らにリベンジとしてドッキリを仕掛けるも最後は逆ドッキリにかかる『毎日ドッキリ2〜出川の復讐〜』を味わってきた。今回の第3弾も含め、ガチでダマされ続ける出川に、ドッキリへの率直な感情を聞いたところ、少し考えて「憎しみと感謝かな」と答えた。「どっきりにかかった瞬間は本当に腹立つし、殴ってやろうと思うけど、時間やお金、数多くのスタッフをかけて僕のためにやってくれたと考えたら、嬉しくないとは言えない部分はある」と感慨深げ。

 ただ、今回の第3弾については「今回だけはドッキリになるのはおかしい。『出川を探せ』っていう僕を探す企画なのに、いつの間にか知らないところで主旨が変わっていた」と管を巻きながら、スタッフの悪巧みに呆れ返っていた。

 ダチョウ倶楽部とはほぼ同期で、共に第一線で体を張り続ける出川も今年で47歳。椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などを患い、手術までしている。日々体を酷使する芸風だが本人は「辞めたいと思ったことは一度もない」とキッパリ。「この仕事が本当に好きだし、体張って、泥だらけになって、芸人同士で『面白かったな』って言いながらシャワーを浴びてる瞬間が人生で一番幸せ。その快感に勝るものはない」と目を輝かせる。

 体が持つ限り現役でいたいという出川は「最近では危険なことができる番組が減少している」と嘆きつつも、「いまだに僕とかダチョウさんがリアクション芸のトリをやらせてもらってるのはすごく嬉しい。(上島)竜兵さんは最近『もう痛いの嫌だ』って言ってますけど(笑)」と語り、最終的にはドッキリを味わえる環境に感謝しているようだった。

 移り変わりの激しいお笑い界で、リアクションを武器に活躍し続ける出川の生き様が見られる『緊急指令! 出川を探せ!!』は、BeeTV(毎週火曜 正午更新)で配信中。

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