ORICON NEWS
ボーイズユニット・D2がポールダンスに挑戦 主演映画の舞台裏
【動画】D2が歌って踊る劇中歌「最強無敵のチーム」が流れる本編映像
若手俳優集団D-BOYSの弟分として2009年に結成されたボーイズユニットD2（ディーツー）。個々のメンバーが『テニスの王子様』や『忍たま乱太郎』などのミュージカル作品をはじめ、数多くの映画・テレビで活躍も目覚しい彼らが、一丸となって取り組んだ主演映画『ポールダンシングボーイ☆ず』（金子修介監督）が、5月28日（土）より東京・池袋東急ほかで全国順次公開される。
D2のメンバー10人が、自分と同じ名前の役名で登場。今回、ORICON STYLEでは、お笑い芸人を目指してコンビを組んでいるアツシ役の荒井敦史とシンタロウ役の阿久津慎太郎、モテないことに悩むヨウイチロウ役の近江陽一郎、ネットに流れた“男たちのポールダンス”動画を見て仲間に加わるユキト役の西井幸人の4人に話を聞いた。
◆男がポールダンス!? ドッキリ企画かと思った
【写真】インタビュー時の撮り下ろし写真を掲載
ポールダンスと聞いて、アメリカのストリップショーを思い起こすのは昔の話。シルク・ド・ソレイユなどのアクロバティックなパフォーマンスショーでも広く認められ、最近ではエクササイズとしても流行。そんなポールダンスを題材にした映画の話を聞き、近江は「ポールダンスって、あの女性がセクシーに踊る…僕ら男なのにポールダンス？ 何それ？ ドッキリなんじゃないかと思いました」。ほかの3人も「たしかに、ドッキリかと思った」と口をそろえる。
荒井は「ポールダンスと言われてもピンとこなくて、どんな映画になるか想像つかなかった。最初は不安に思った」。阿久津も「僕も不安が大きかった」。西井だけが「YouTubeでポールダンスの動画を見て、これができるようになったら俺って人気者かな、というわくわくした気持ちもありました」。
ポールダンスは2006年度ポールダンス世界チャンピオンREIKO氏の指導のもと、1ヶ月半に及ぶ特訓を受けた。レッスン初日、REIKO先生のポールダンス用のセクシーなコスチュームに15歳の西井は「唖然とした。下着？ まともに見られなかった。恥ずかしくって…」。荒井も「先生にとってはいつものスタイルなんでしょうけど、俺たち的にはダメ（笑）。最初は正視できなかったけど、お手本で見せてくれた先生のパフォーマンスがすごくて。見る目が一気に変わった」という。
しかし、いざやってみると、体力や運動神経に自信があるメンバーたちも、普段使わない筋肉を使ったり、手や内腿が擦れて、初めて経験する痛みに苦戦した。とくに苦労したのは阿久津で「登り棒もやった経験がなかったので、全然できなくて、落ちこぼれた。あの孤独感…、泣きそうになりました」。すると、近江が「でも、ヘタレ、ヘタレと言われていたけど、ちゃんと練習に来てがんばっていましたよ」とフォロー。上達のスピードに個人差はあったものの、互いに助け合い、励まし合い、チームワークの良さを発揮しながらレッスンをこなした。「体力的にはきつかったし、痛みとも闘いながら、でも楽しかったよね」という近江の言葉に、ほかの3人も大きくうなずいた。
◆メンバーの素顔にリンク 等身大の姿をイキイキと
【写真】映画『ポールダンシングボーイ☆ず』場面写真を掲載
彼らの特訓の成果は映画のクライマックス、男だけのポールダンスショーで存分に発揮されている。さらに、荒井は「この映画を観れば、D2のメンバーのこともよく知ってもらえると思う。役柄とみんなの素顔がリンクしていることも多いし、全国各地からさまざまなきっかけで集まって、ひとつの目標に向かって頑張る姿は、僕らD2とも重なる」とアピール。
荒井と劇中のアツシは「似ている。自分で言うのもなんですが、悩んだり怒ったりいろんな感情の中で結局、争いごとを避けて折れるというところ、俺にもあるなって感じ」。
阿久津は「シンタロウほど行動力はないし、年上の人にキレることもないんだけど、出来上がった映像を見て、怒るとこういう顔するんだなぁと、新しい自分を発見できた」と話した。
西井は「劇中のユキトはまんま僕です。ただ、ユキトは『カワイイ』と言われることをすごく嫌がるんですが、そこだけはちょっとわからない。カワイイもカッコイイも褒め言葉だと思うから。今は『カワイイ』と言われることが圧倒的に多いので、これから『カッコイイ』に変わっていけたら」。
近江は「ヨウイチロウは、寒いダジャレで周りを引かせまくるスベリ芸担当なんですが、自覚はないんですが、周りのメンバーは『そのまんまだね』というので、そのまんまなんだと思います（笑）」
D2メンバーの個性と等身大の魅力を詰め込んだ映画『ポールダンシングボーイ☆ず』。「意外とみんな三枚目なところが出ている」（阿久津）、「絶対、笑えると思う」（阿久津）、「ポールダンスのイメージが変わる作品」（西井）、「前向きな気持ちになれる」（近江）などとそれぞれに語っていた。
ヘアメイク：megu
スタイリスト：手塚陽介
◆関連ニュース一覧 最新映画ニュース｜映画インタビュー
若手俳優集団D-BOYSの弟分として2009年に結成されたボーイズユニットD2（ディーツー）。個々のメンバーが『テニスの王子様』や『忍たま乱太郎』などのミュージカル作品をはじめ、数多くの映画・テレビで活躍も目覚しい彼らが、一丸となって取り組んだ主演映画『ポールダンシングボーイ☆ず』（金子修介監督）が、5月28日（土）より東京・池袋東急ほかで全国順次公開される。
D2のメンバー10人が、自分と同じ名前の役名で登場。今回、ORICON STYLEでは、お笑い芸人を目指してコンビを組んでいるアツシ役の荒井敦史とシンタロウ役の阿久津慎太郎、モテないことに悩むヨウイチロウ役の近江陽一郎、ネットに流れた“男たちのポールダンス”動画を見て仲間に加わるユキト役の西井幸人の4人に話を聞いた。
◆男がポールダンス!? ドッキリ企画かと思った
【写真】インタビュー時の撮り下ろし写真を掲載
ポールダンスと聞いて、アメリカのストリップショーを思い起こすのは昔の話。シルク・ド・ソレイユなどのアクロバティックなパフォーマンスショーでも広く認められ、最近ではエクササイズとしても流行。そんなポールダンスを題材にした映画の話を聞き、近江は「ポールダンスって、あの女性がセクシーに踊る…僕ら男なのにポールダンス？ 何それ？ ドッキリなんじゃないかと思いました」。ほかの3人も「たしかに、ドッキリかと思った」と口をそろえる。
荒井は「ポールダンスと言われてもピンとこなくて、どんな映画になるか想像つかなかった。最初は不安に思った」。阿久津も「僕も不安が大きかった」。西井だけが「YouTubeでポールダンスの動画を見て、これができるようになったら俺って人気者かな、というわくわくした気持ちもありました」。
ポールダンスは2006年度ポールダンス世界チャンピオンREIKO氏の指導のもと、1ヶ月半に及ぶ特訓を受けた。レッスン初日、REIKO先生のポールダンス用のセクシーなコスチュームに15歳の西井は「唖然とした。下着？ まともに見られなかった。恥ずかしくって…」。荒井も「先生にとってはいつものスタイルなんでしょうけど、俺たち的にはダメ（笑）。最初は正視できなかったけど、お手本で見せてくれた先生のパフォーマンスがすごくて。見る目が一気に変わった」という。
しかし、いざやってみると、体力や運動神経に自信があるメンバーたちも、普段使わない筋肉を使ったり、手や内腿が擦れて、初めて経験する痛みに苦戦した。とくに苦労したのは阿久津で「登り棒もやった経験がなかったので、全然できなくて、落ちこぼれた。あの孤独感…、泣きそうになりました」。すると、近江が「でも、ヘタレ、ヘタレと言われていたけど、ちゃんと練習に来てがんばっていましたよ」とフォロー。上達のスピードに個人差はあったものの、互いに助け合い、励まし合い、チームワークの良さを発揮しながらレッスンをこなした。「体力的にはきつかったし、痛みとも闘いながら、でも楽しかったよね」という近江の言葉に、ほかの3人も大きくうなずいた。
◆メンバーの素顔にリンク 等身大の姿をイキイキと
【写真】映画『ポールダンシングボーイ☆ず』場面写真を掲載
彼らの特訓の成果は映画のクライマックス、男だけのポールダンスショーで存分に発揮されている。さらに、荒井は「この映画を観れば、D2のメンバーのこともよく知ってもらえると思う。役柄とみんなの素顔がリンクしていることも多いし、全国各地からさまざまなきっかけで集まって、ひとつの目標に向かって頑張る姿は、僕らD2とも重なる」とアピール。
荒井と劇中のアツシは「似ている。自分で言うのもなんですが、悩んだり怒ったりいろんな感情の中で結局、争いごとを避けて折れるというところ、俺にもあるなって感じ」。
阿久津は「シンタロウほど行動力はないし、年上の人にキレることもないんだけど、出来上がった映像を見て、怒るとこういう顔するんだなぁと、新しい自分を発見できた」と話した。
西井は「劇中のユキトはまんま僕です。ただ、ユキトは『カワイイ』と言われることをすごく嫌がるんですが、そこだけはちょっとわからない。カワイイもカッコイイも褒め言葉だと思うから。今は『カワイイ』と言われることが圧倒的に多いので、これから『カッコイイ』に変わっていけたら」。
近江は「ヨウイチロウは、寒いダジャレで周りを引かせまくるスベリ芸担当なんですが、自覚はないんですが、周りのメンバーは『そのまんまだね』というので、そのまんまなんだと思います（笑）」
D2メンバーの個性と等身大の魅力を詰め込んだ映画『ポールダンシングボーイ☆ず』。「意外とみんな三枚目なところが出ている」（阿久津）、「絶対、笑えると思う」（阿久津）、「ポールダンスのイメージが変わる作品」（西井）、「前向きな気持ちになれる」（近江）などとそれぞれに語っていた。
ヘアメイク：megu
スタイリスト：手塚陽介
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2011/05/27
