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ドラマ『ハンチョウ』、電子書籍で漫画化〜蔵之介「格好良過ぎる」と照れ笑い

 俳優・佐々木蔵之介主演で11日からスタートする刑事ドラマ『ハンチョウ4 神南署安積班〜正義の代償〜』(毎週月曜 後8:00〜 TBS系)が、電子書籍としてコミック化されることが8日、わかった。昨今、漫画を原作とした実写化は多々あるが、その逆のパータンは稀。実写を基にオリジナルコミックを制作し、毎回ドラマ放送終了と同時に連動配信されるという、電子書籍業界として初の試みとなる。自身が漫画の主人公となった原画を見た佐々木は「あんまり格好良過ぎるのも、なんだかテレくさくはありますが」と笑う。

新シリーズスタートに向け、意欲を語る佐々木蔵之介(場面写真) 

新シリーズスタートに向け、意欲を語る佐々木蔵之介(場面写真) 

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 2009年4月に第1シリーズがスタートし、昨年は1月と7月に放送された佐々木のライフワークともいえる同作。新シリーズでは“正義の代償”と銘打たれ、佐々木演じる主人公・安積剛志が大切にしてきた「心の交流」が通じない愉快犯や模倣犯などの都市型犯罪と立ち向かう。新シリーズのスタートにあたり佐々木は「ひとえに応援してくださっている視聴者の皆さまのおかげです。本当に多くの方々に支えられている作品」と感謝のコメント。

 第1話は、冒頭で佐々木演じる主人公・安積が凶弾に倒れるという波乱の幕開け。だが、実は同シーンの提案したのは佐々木からだったという。「『誰かが撃たれてしまうのはどうでしょうか?』と、僕が提案したんですね。で、『それじゃ、僕が撃たれましょうか』と、立候補したんです(笑)」と、裏話を暴露。しかし「まさか急所の左胸を撃ち抜かれるとは考えてなかったので、現場でちょっとびっくりしました」と、自ら迫力あるシーン望んだ演者の提案を受け入れ、さらにその予想を上回る演出を盛り込んだ制作陣。双方の作品への熱意が改めて伝わってくる。

 今シリーズより、連動企画として実施される電子書籍での漫画化について、「漫画などの原作があって、その役を演じたことは過去にありましたが、自分の演じている役が漫画になるのは初めての経験です。ちょっと不思議な感じ」と、照れくさそうに語る佐々木。「格好よく描いていただけて嬉しいですね」と、はにかんだ。

 シリーズ初の“安積班の危機”が展開される今クール。「その描かれ方の中で、人と人との“つながり”や“思いやり”といったものを大切に表現していきたい」と語り、「安積剛志という刑事、『ハンチョウ』という作品を通して、あらためて“人を思いやる大切さ”というものを、強く深く豊かに表現できるよう、そして日常の一歩を踏み出せる力となる作品となるよう、心を込めて演じていきたい」と意気込む。

 ケータイコミック配信サイト「コミックシーモア」、電子書店「地球書店」及び、「TBSブックス★」で実施。8日(金)前10時からは、電子書籍版のみ作成されたオリジナルストーリー“エピソード0”が先行配信される(※作家のコミック執筆状況により、コミックの電子書籍配信のスケジュールが遅延する場合あり)。

関連写真

  • 新シリーズスタートに向け、意欲を語る佐々木蔵之介(場面写真) 
  • 安積班長(中央)とその他出演者 
  • ケータイコミック、電子書籍で読める“オリジナルコミック”版『ハンチョウ〜神南署安住班〜』 

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