相川は兵庫県在住の16歳。1994年12月16日に生まれ、その約1ヵ月後に、阪神・淡路大震災に被災している。被災地で苦しむ人たちを思い、祈ることしかできない自分の無力さに心を痛めていた相川が、17日のブログでは、「(阪神での被災は)赤ちゃんの頃だったけど、他人事のようには思えない、この状況の中で私ができること… そう思ったときはじめに頭に浮かんだのは情報を伝えることでした。 できるだけ多くの情報をできるだけ多くの方に伝わるように…」と、岩手県で、震災の翌日に誕生した赤ちゃんのニュースを紹介している。
震災直前に生まれた自分とも重なるのだろう。「こんな状況の中でも、ちゃんと小さな命が救われた。私は生まれて1か月だったけど、きっとこんな状況の中で生まれた、ひとつの小さな命だったんだと思う」と綴る。
「16年前のあの日のように、今の神戸の町のように、必ず復旧する。 そう信じています。そして私は、みなさんに勇気と元気、幸せな日々を送って頂けるように 毎日毎日祈り続けます」という相川、CMでは、見知らぬ“あしながさん”から高校に進学させてもらった少女役を演じているが、彼女の思いやメッセージが、神戸から遠く離れた被災者たちの役に立ったり、やすらぎになることを願いたい。
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2011/03/18