俳優の松坂桃李が武井咲主演ドラマ『アスコーマーチ』（テレビ朝日系・毎週日　後11：00）に出演することが6日、わかった。2人の共演は昨年放送された『GOLD』（フジテレビ系）の兄妹役以来2度目で、松坂は今回、武井演じる主人公のクラスメイトでワケアリの高校生・横山有人役を演じる。現在22歳の松坂だが高校生役に挑戦するのは初めてで、「自分としては、まだ学生服いけますよ！という気持ちだったので、すごく嬉しかったです」と喜びの声を寄せている。

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　同作品は女性コミック誌『YOU』（集英社）に連載中の『アスコーマーチ！〜県立明日香工業高校行進曲〜』（作・アキヤマ香）が原作。憧れの女子高に落ちてしまった主人公の吉野直（武井）は、補欠入試で県立明日香工業高校（通称・アスコー）に入学。新入生148人中女子はたった3人、クラスに女子は自分ひとりだけという状況に愕然とするが、男子の中に混ざれない孤独感や理想から遠くかけ離れた環境に悩みながらも、徐々に友情や恋を育み、成長していく物語。

　松坂が演じる横山は原作の設定と若干異なり、小学生の頃は売れっ子の子役、現在はアスコーに通いながらもホストクラブで年齢を偽って働いている15歳。女心をくすぐるのは上手だが、自分の内面を見せず同級生とも距離を置いて付き合っているミステリアスな存在としてドラマに華を添える。

　武井との共演について松坂は、「武井咲さんは大人っぽい子だなと最初は思っていたけれど、撮影が進むにつれ、無邪気な一面も見せてくれるようになりました」と前回の共演を振り返りつつ「元・兄として、武井さんの足を引っ張らないよう、頑張りたいです」と意気込んだ。