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上川隆也、連ドラ主演で“少年”刑事を熱演

 俳優の上川隆也が4月スタートの新ドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系 毎週水 後9:00〜)で主演を務めることが14日、わかった。警視庁捜査一課・科学捜査係を舞台にした同ドラマで不思議な魅力を持った“少年”のような刑事を演じる上川は、「これまで刑事の役は何回かやらせていただいたことがありますが、今回は一風変わった男と言うことで、今から演じるのが楽しみです」と熱く意気込む。現場に残った“遺留品”ではなく被害者の残した“被害品”を徹底的に追い、情報集めの際に手土産を用意することから常に金欠、少年のような笑顔や素直さで人々の心を掴んでいくという個性あふれる主人公が、『相棒』などを放送する同枠で新たな“刑事像”を形成していく。

4月スタートのドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系)で主演を務める上川隆也 

4月スタートのドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系)で主演を務める上川隆也 

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 同ドラマの主人公は、警視庁刑事部捜査一課第一強行犯捜査科学捜査係主査の警部補・糸村聡刑事。被害者遺族や捜査関係者らに煙たがられながらも、まるで少年のように屈託のない笑顔や素直さ、己の信念からくる強烈な意志で自然と周囲の信頼を得て、残された遺族や友人、恋人たちの心を溶かす優しさ、真摯さで事件解決に努めていく。

 通常の科学捜査は、鑑識員たちが集める“遺留物”や“遺留品”を分析し、決定的な証拠を見つけ出して犯人逮捕に結びつける。一方、上川演じる糸村刑事は、「“被害品”には被害者の最後のメッセージが残されている」という自らの考えから被害者の残す“被害品”を徹底的に追っていく。また気の弱さからか情報を聞き出す際にもまんじゅうなどの手土産を必ず用意するなど、絶えず金欠状態。交通費を浮かすため、移動に自転車を愛用するといったユニークな一面を持つ。

 共演に警視庁刑事部捜査一課の面々として貫地谷しほり佐野史郎大杉漣らが華を添え、上川は「共演者もスタッフの皆さんも素敵な方々ばかり。こんな素晴らしいチームの作品に参加できるのかと、胸が躍りました」と期待を寄せる。また同ドラマの三輪祐見子プロデューサーは主演・上川に「水曜21時に新しい刑事ドラマが誕生します。愛すべき刑事になると思います」と自信。同局番組では初めて主題歌を務めることとなった歌手・MISIAの歌う壮大なバラード「記憶」には、「サスペンスなので哀しいラストにはなりますが、MISIAさんの力強い歌声が希望を与えてくれると思い、お願いしました」と語った。

 上川は「警察組織の一捜査員という枠にはまらない“糸村”という人物は、何処か『風』のような男。僕で務まるのかという不安や緊張もありますが、視聴者の皆さんに楽しんでいただけるよう、精一杯演じたいと思います」と力強くコメント。これまでさまざまなキャラクターの刑事が誕生し、人気を集める同ドラマ枠では長寿シリーズ『相棒 season9』が放送中。これを引き継ぐ形で新たに誕生する“少年・上川刑事”に期待が高まる。

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  • 4月スタートのドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系)で主演を務める上川隆也 
  • 4月スタートのドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系)に出演する貫地谷しほり 
  • 4月スタートのドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系)で主題歌を担当するMISIA 

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