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溝端淳平、実写版SPドラマ『名探偵コナン』で“2代目”工藤新一役に抜擢

 俳優の溝端淳平が、4月放送の『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系)の実写版スペシャルドラマ(タイトル未定)に主演することが8日、わかった。過去2作(2006、2007年に放送)で主人公・工藤新一役を演じた小栗旬に続き、“2代目”に抜擢された溝端は「自分が昔から観てきたアニメの実写版をやることができて、すごくありがたい」と喜びもひとしお。ヒロイン・毛利蘭役も黒川智花から忽那汐里にバトンタッチし、新たなコンビで事件解決を目指す。

実写版SPドラマ『名探偵コナン』に出演する溝端淳平(中央左)、忽那汐里(左)。劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』では渡部陽一氏(右)が声優を務める (C)2011 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 

実写版SPドラマ『名探偵コナン』に出演する溝端淳平(中央左)、忽那汐里(左)。劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』では渡部陽一氏(右)が声優を務める (C)2011 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 

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 人気ケータイ小説を映像化した『赤い糸』で、昨年『第33回 日本アカデミー賞』の新人俳優賞を受賞するなど成長著しい溝端が今回演じるのは、巧みな推理と抜群の行動力で難事件を次々と解決する高校生探偵役だ。テレビアニメ放送開始15周年&劇場版15作目を記念し完全オリジナルストーリーで構成されており、マヤ文明の伝説と似た内容が語り継がれる十五夜村を舞台に起きる、連続殺人事件の真相究明に挑む。

 アニメの放送開始当時、6歳だった溝端は「作品を観て育った世代でもあり(オファーを)初めて聞いた時は、すごくプレッシャーも感じましたが、嬉しかった」と慣れ親しんだ作品に関わる機会を得たことに感慨深げ。今月下旬より始まる撮影では「自分なりの工藤新一像」を表現しながら「スカッと事件を解決できるテンポや説得力、種明かしが出来れば」と、目標を定めている。

 原作やアニメ同様、ドラマでも高い完成度を期待するファンに対しては、決して奇をてらうことなく「ドラマとして面白い作品を完成させるのが一番だと思います」とキッパリ。初対面で「しっかり者」の印象を受けた忽那演じる蘭との素敵な“恋の行方”にも「楽しんで頂ければいいですね」と期待を込めた。相手役の忽那は、等身大の女性を演じることへの「難しさ」を明かす一方、視聴者が「1つでも(役柄と)共通点を抱いてもらえるよう演じたい」と意気込みを語った。

 また4月16日公開の劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』では、その独特の語り口で昨年ブレイクした戦場カメラマン・渡部陽一氏が刑事役で声優に初挑戦。本業とは異なる未知の世界へ足を踏み入れることに緊張しながらも「失礼のないよう、しゃべるスピードや正確さに気をつけて、全身全霊を持って声優業に挑みたい」と力を込めた。

 同劇場版では、開通したばかりの地下鉄トンネルの爆破事件と雪原での死因不明の遺体発見事件のつながりを、主人公・江戸川コナンが鋭い推理とアクションで解決に導いていく。

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  • 実写版SPドラマ『名探偵コナン』に出演する溝端淳平(中央左)、忽那汐里(左)。劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』では渡部陽一氏(右)が声優を務める (C)2011 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 
  • 劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』より (C)2011 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会  

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