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秋元康氏「感心した」と絶賛 『第35回 創作テレビドラマ大賞』贈賞式

 日本放送作家協会が主催する『第35回創作テレビドラマ大賞』贈賞式が11月30日、都内で開催された。今年6月に同協会の新理事長に就任した作詞家・秋元康氏は、大賞作品となった吉田真童さんの『夜明けのララバイ』について「凄く面白かった。セリフ、ダイヤローグの面白さがズバ抜けていた。行間、セリフが映像を想像させる。感心した。今後が期待できる」と講評を述べ「できるだけ多くの人々に“場”を提供したい」と期待を込めた。

『第35回創作テレビドラマ大賞』贈賞式に出席した(左から)吉田海輝さん、喜多田悠里さん、秋元康氏、吉田真童、仙道玉青さん 

『第35回創作テレビドラマ大賞』贈賞式に出席した(左から)吉田海輝さん、喜多田悠里さん、秋元康氏、吉田真童、仙道玉青さん 

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 テレビドラマの明日を担う新しい脚本家の発掘を目的に1976年より開始された同賞。過去の入賞者からは、大河ドラマ『峠の群像』(1982年)の脚本を務めた冨川元文氏や、C. W. ニコル氏ら多くの作家を輩出している。佳作には喜多田悠里さんの『餞幟(はなむけのぼり)』、仙道玉青さんの『乳房』、吉田海輝さんの『鳥取県鱈図市(だらずし)』が選ばれ、それぞれが受賞の喜びと抱負を語った。大賞作品『夜明けのララバイ』は来年度にNHKでドラマ化される。

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