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テイラー・スウィフト、世界中で愛される新作は 「自分でも誇りに思う作品」

 ニューアルバム『スピーク・ナウ』のプロモーションのため3度目となる来日を果たした米歌手、テイラー・スウィフト(20)が滞在中に都内ホテルで合同インタビューに応じた。まるでバービー人形のようにスレンダーな歌姫は、オリコンアルバムランキングで2週連続TOP10入りしている新作や史上最年少で受賞したグラミー賞・最優秀アルバム賞のこと、交友関係にいたるまで、質問一つひとつに「アリガトウゴザイマ〜ス」「ヨロシク〜」と気さくに答えた。

合同インタビューに応じたテイラー・スウィフト 

合同インタビューに応じたテイラー・スウィフト 

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 今年1月末、米・ロサンゼルスで開催された世界最大の音楽の祭典『第52回グラミー賞』授賞式でテイラーは、2ndアルバム『フィアレス』(2008年発売)が主要4部門最高賞の「最優秀アルバム賞」を受賞したのをはじめ4冠を獲得した。史上最年少の20歳1ヶ月での「最優秀アルバム賞」受賞の夜を、テイラーはこう振り返った。

 「最優秀アルバム賞を受賞するなんて夢にも思っていなかった…。あの夜は絶対に忘れられないわ。とにかく音楽が大好き。世の中の何よりも音楽が大好き。子どものころから海辺で知らない人の前で歌っちゃうほど大好きなことでこんなに成功することができるなんて、自分はなんと恵まれているんだろうと思う。特にグラミー賞で4部門も受賞するなんて…これが自分の現実だなんて、こんなにうれしいことはなかったわ。ファンもものすごく応援してくれているので、すごく心強かった」

 世界中から注目を浴びる3rdアルバムで、初めて全収録曲を独力で書きあげた彼女は、さらに成功を収めることになる。同アルバムは10月25日に発売されるや、全米で発売初週104.7万枚を売り上げて初登場1位。カナダ、オーストラリア、香港、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、韓国でも1位を獲得し、10日に国内盤が発売された日本でも最新のオリコン週間アルバムランキングで2週連続6位をキープしている。

 「自分でも誇りに思う作品になったわ。自分一人で曲作りするのは初めての試みだったので、音楽的には冒険だった。でも、きっとファンは理解してくれるだろうという思いから、この2年間、自分の人生に起きたいろんな出来事を書き、このアルバムが生まれたの。思っていたとおり、ファンが理解してくれてすごくうれしい。自分が書いたものにみんなが共感してくれるというのは、本当にうれしいことだわ」

 交友関係も華やかなテイラーは、ミュージシャン仲間が多いと語り、なかでも親友の存在として、米歌手のケイティ・ペリー(25)と米ロックバンド・パラモアの紅一点ボーカル、ヘイリー・ウィリアムス(21)の名をあげた。

 「すばらしい人柄のうえに、話題を共有できるミュージシャンの友達がいるのはすごく幸せなこと。例えばケイティ・ペリーとはすごく仲がいいの。彼女は本当におもしろくて、一緒にいるといつも爆笑の連続。あと、パラモアのヘイリー・ウィリアムスはナッシュビルに住んでいるので、お互いナッシュビルにいるときにはいつも一緒。例えば夜中にコーヒーショップに行ったりとか、普通のことをしていてもとにかく気が合うの。業界の話や音楽的な話ばかりでなく、本当に普通の友達として付き合えることは幸せだなと思う」

 12月13日には米国の成人にあたる21歳の誕生日を迎えるテイラーは、来年2月に大阪城ホールと東京・日本武道館で計3公演を開催予定。「ブドーカンではもっとラウドにいくわよ!」と意気込む。

■テイラー・スウィフト…1989年12月13日生まれ。14歳で最年少作家契約を結び、2006年10月に自身の名を冠したアルバム『テイラー・スウィフト』で全米デビュー。2ndアルバム『フィアレス』(2008年発売)が2009年に「アメリカで最も売れたアルバム」となったほか、今年1月末には世界最大の音楽の祭典『第52回グラミー賞』で最優秀アルバム賞を史上最年少の20歳1ヶ月で受賞した。

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